起業のアイデアは、誰も考えたことのない発明である必要はありません。自分が経験した仕事、顧客の困りごと、提供できる価値から候補を作り、売上・費用・資金の根拠を確かめます。秋田税理士事務所は、事業の構想から会社設立、資金調達、開業後の経理まで一緒に整理します。

アイデアを「誰がいくら払うか」へ具体化する

経験や資格、取引先、設備、営業できる地域を一覧にし、顧客が困っている作業を考えます。そのうえで、商品・サービス、価格、販売方法、提供に必要な時間と原価を書きます。アイデアを思いついたことと、継続して利益が残る事業になっていることは別です。

顧客への聞き取り、見積、試験受注等を行い、どの条件なら買ってもらえるか確認します。予定件数、問い合わせ数、受注率、単価、提供時間を残せば、計画の見直しに使えます。地域や業種が有望という一般論だけで、需要があると判断しません。

候補を広げる五つの見方

既存の仕事を、対象顧客、提供場所、提供時間、契約単位、付随業務に分けて考えます。「誰に」「どこで」「いつ」「どの単位で」「何と組み合わせて」提供するかを変えると、経験を生かせる候補が出やすくなります。

たとえば、既存の技能を使って、小規模な顧客向けに短い契約単位で提供する案が考えられます。ただし、単価を下げると営業・移動・請求の回数が増え、利益が減ることもあります。売上だけでなく、一件あたりの粗利益と作業時間を計算します。

確認 資料・数字
顧客と商品 問い合わせ、受注予定、仕様・見積
収益 単価、原価、作業時間、月の件数
支払と回収 入金条件、外注・仕入・給与の支払
開業条件 場所、設備、許認可、人員
継続できるか 予備資金、代替要員、受注が少ない月の計画

建設業の起業は、工事の名義・許可・資金を合わせる

建設業では、請負契約、必要な許可、施工体制、材料・外注・給与の支払と工事代金の入金を確認します。会社を設立すれば、個人の許可や受注がそのまま自動的に引き継がれるとは限りません。法人で受注を始めたい日から逆算して準備します。

工事別の見積・契約・原価・入金予定をそろえると、利益の見込みと資金の不足時期を分けて把握できます。車両や機械の購入、社会保険の会社負担、社長の報酬、納税も計画に入れます。

農業の起業は、農地・設備・販売代金の時期まで確認する

農業では、農地の利用、施設・機械、作付・収穫、販売先と入金、季節ごとの支出を整理します。農地の権利、法人化や事業の移し方には個別の条件があるため、会社設立だけで営業条件が整うとは限りません。

売上が集中する時期と、資材・人件費・機械代等が出る時期が離れる場合は、年間の利益計画だけでなく月別資金繰りが必要です。販売先や単価、収量の見込みを変えた場合も計算します。ここで挙げる内容は確認例であり、特定の事業の成果事例ではありません。

事業の形・資金・経理を一つの順序で決める

個人事業で始めるか法人にするかは、契約先、出資者、事業規模、税務、社会保険、毎年の維持費から検討します。共同創業なら、役割と出資、決定権、報酬、退社の条件も先に整理します。

融資や補助金を使いたい場合は、契約・発注・会社設立・営業開始の前後関係を確認します。資金の入金を待たずに支払だけ先行しないよう、必要な資金、自己資金、借入、予備資金を区別します。当事務所が、事業内容と日程を確認して準備の順序をご案内します。

相談時にあると進めやすい資料

これまでの経験・資格、取引予定、見積・契約案、必要な設備、営業場所、許認可の状況、手元資金、月別の売上と支出、開業希望日をご用意ください。事業をすでに始めている方は、申告書、帳簿、通帳、資産と借入の資料も確認します。

まだ数字が決まらない場合は、分かる項目と分からない項目を分けてください。資料作成を全部終えるまで相談を待つ必要はありません。まず事業の内容を伺い、見積や取引資料で確かめる項目を整理します。

起業前の判断から、設立後の経理まで秋田税理士事務所へ

当事務所は、若い代表税理士自身の起業・会社経営の経験を生かし、事業計画、会社設立、創業融資、開業後の経理・税務までつなげて支援します。社長には顧客・商品・現場の判断に時間を使っていただき、領収書や通帳からの会計入力、決算申告などをお任せいただけます。

一般顧問の創業支援料金では、法人売上1,000万円未満は月額20,000円、決算120,000円、法定調書・償却資産申告30,000円の年間基本合計390,000円(消費税別)が標準です。会計入力は年間500仕訳まで含み、超過入力や消費税申告、給与計算等は別途です。決算月・資料量等による追加条件を含め、料金表をご確認ください。

自社でfreee入力を続けたい場合は、一般顧問とは料金体系が異なるfreee専門オンライン顧問もご参考ください。任せる範囲から一緒に整理します。

事業内容、設立・開業の希望日、必要資金と手元資金、見積・契約、現在困っている作業を添えて、ご依頼に関する無料顧問相談からお知らせください。資料は全部そろう前でも構いません。ご依頼を検討する初回面談で、業務範囲と費用をご案内します。