会社設立の事業目的はどう決める?許認可・将来計画との照合と必要資料
定款・登記の事業目的は、他社の例文をそのまま写すのではなく、自社が実際に行う仕事、必要な許認可、具体的な将来計画に合わせて決めます。登記できる表現であることと、その内容で必要な許認可等の条件を満たすことは別です。契約や申請を始める前に、事業の中身と言葉をそろえましょう。
最初に商品・サービスを、相手と提供方法まで説明する
誰に、何を、どのように提供して代金を受け取るかを整理します。販売と仲介、請負と派遣、店舗と通信販売、製造と加工等で、実際の業務は違います。似た会社の目的をコピーするだけでは、自社の契約内容と合うか判断できません。
例えば、商品を自社で販売するのか、他社の販売を代行するのか、輸入も行うのかを分けます。現時点の業務、近いうちに始める業務、単に可能性として考えているものを区別すると、検討が進みやすくなります。
許認可の対象になる業務は、申請条件と合わせて確認する
建設、介護、職業紹介、運送、古物等、行う業務によっては許認可・届出等が必要です。会社の目的欄だけでなく、法人形態、役員、資格・経験、資産、営業場所等にも条件があります。事業目的へ一文を入れるだけで営業できると考えないでください。
当事務所へは、行う予定の業務と許認可の資料、取引先から求められている条件をお知らせください。会社設立とグループの許認可業務の担当範囲を整理し、定款案と申請内容が食い違わないように準備します。
| 確認すること | 具体的な資料 |
|---|---|
| 現在の事業 | 商品説明、契約案、見積、販売先 |
| 許認可等 | 必要な業種、条件、資格、場所 |
| 将来の事業 | 開始時期、相手、必要な投資 |
| 会社の設計 | 会社形態、出資者、資本金、本店 |
| 日程 | 登記、契約、申請、営業開始の予定 |
事業目的は多くても少なくても、実態との対応が大切
目的を極端に狭くすると、実際に始める事業のために後から変更が必要になることがあります。一方、無関係な業務を大量に並べれば準備ができたというわけでもありません。何をする会社か、契約先や金融機関へ資料で説明できる形にします。
会社名と同じく、後で変更すると決議、登記、税務等の届出、許認可・取引先への手続きが関係することがあります。今の事業と具体的な近い計画から、変更の手間と目的の分かりやすさを検討してください。
仮定例:工事を請け負い、将来は別の商品も販売したい会社
まず、現在請け負う工事の内容と許可の要否、取引先の条件を確認します。将来の商品販売については、何を、どこから仕入れ、いつ販売するかまで整理します。両方を一つの曖昧な言葉へまとめず、各業務を説明できる資料を用意します。
登記や許認可の判断だけでなく、売上計上、仕入・外注、在庫、消費税、設備資金も変わる可能性があります。当事務所が事業の中身を伺い、設立後の会計と税務へつながる形で確認します。
設立手続きと顧問業務をまとめて依頼する
秋田税理士事務所の会社設立0円サポートは、税務顧問契約が条件です。設立の専門家報酬と登録免許税等の実費を区別し、許認可、税務届出、会計入力等の対象範囲を契約前に確認します。
事業内容、契約案、許認可の予定、定款案があればお持ちください。まだ案がない場合も、会社設立日だけを先に決める前にご相談いただけます。会社設立サポートの支援内容・条件、設立手続きと必要書類のガイドもご参考ください。
会社設立前の事業計画と税務は秋田税理士事務所へご相談ください
若い代表税理士自身の起業・会社経営の経験を踏まえ、事業の判断から日々の会計入力、決算申告までつなげて支援します。社長が勘定科目や申告書を調べ続ける負担を減らし、営業や現場へ時間を戻せる分担を大切にしています。
一般顧問の会計入力は年間500仕訳まで含み、超過は100仕訳ごと12,000円、資料のファイル整理がない場合は15,000円(いずれも消費税別)が標準です。売上規模、決算月、資料量、任せる業務から年間料金と追加条件をご説明します。料金・サービス内容もご参考ください。
事業内容、決算月、現在の資料と未処理期間、ご希望時期を添えて、ご依頼に関する無料顧問相談からお知らせください。資料が全部そろう前でも、現在分かっていることから整理します。