
結論から言うと、オナクラ・手コキ店で給与ではなく業務委託等の報酬として継続的に収入を得ている場合は、確定申告が必要になるケースが多いです。また、現金日払いであっても、申告する売上は単純に「その日に持ち帰った手取り」とは限りません。
オナクラ・手コキ店では、店舗によって、
- コースごとの基本バック
- 写真指名・ネット指名・本指名バック
- 延長バック
- 有料オプション
- 日給保証・待機保証
- 入店祝い金・各種ボーナス
- 店舗雑費・厚生費・備品代
- 税金・源泉などの控除
が混ざって報酬を計算していることがあります。
そのため、
「月に4回しか出勤していないから申告しなくても大丈夫」
「日給保証3万円だから、出勤日数に3万円を掛ければ売上が分かる」
「その日に持って帰った現金だけが自分の売上」
というように判断すると、確定申告を間違える可能性があります。
オナクラ・手コキ店の確定申告では、「自分に発生した額面報酬」「保証・指名・オプション等の追加報酬」「店舗控除」「実際の手取り」を分けて確認しましょう。
この記事のポイント
- オナクラ・手コキ店の現金日払いも申告対象から外せない
- 見るだけ・接触が少ないという理由で非課税にはならない
- 日給保証があっても税務上の給与とは限らない
- 求人の日給保証額だけでは年間売上を計算できない
- コースバック・指名・延長・オプション・保証を分けて確認する
- 昼職と掛け持ちで月数回でも年間所得が大きくなる場合がある
- 店名・求人名・運営会社名・振込名義が違う場合がある
- 明細の「税金」「源泉」が本当の源泉所得税か確認する
- 店舗貸与品や店舗負担分を自分の経費にしない
- 明細がなくてもLINE・出勤履歴・バック表等から売上を整理する
- 3年・5年無申告なら申告が必要だった過去分も確認する
お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。
この記事では、新宿風俗確定申告センターの税理士、坂根崇真が解説します。
風俗全般の確定申告については、「風俗の確定申告のやり方」で詳しく解説しています。
オナクラ・手コキ店で働く女性も確定申告は必要?
オナクラ・手コキ店で働いているから特別な税金になるわけではありません。お店との契約や実際の働き方を確認し、給与なのか業務委託等の報酬なのかを整理します。
お店やキャスト同士では普段「給料」「日給」「アルバイト」と呼んでいても、税務上も必ず給与所得になるとは限りません。
| 働き方 | 確認すること |
| 従業員として給与を受け取る | 源泉徴収票・年末調整の有無を確認 |
| 業務委託等で報酬を受け取る | 年間の報酬と必要経費を整理 |
| 完全歩合・バック制 | 額面報酬・店舗控除・手取りを確認 |
| 日給保証がある | 保証の条件と実際の支給額を確認 |
| 契約が分からない | 契約書・明細・実際の働き方等から確認 |
業務委託等の報酬として受け取っている場合には、活動状況などから事業所得・雑所得のどちらになるかも確認します。
詳しくは、「夜職は事業所得・雑所得どっち?」をご確認ください。
オナクラと手コキ店は報酬体系が共通することが多い
オナクラと手コキ店では具体的なサービス内容に違いがありますが、求人市場では「オナクラ・手コキ」という一つのカテゴリーとして扱われることがあります。
一つの店舗が両方のコースを用意していたり、在籍する女性ごとに対応するコースやオプションが異なったりすることもあります。
| 店舗・コース | 確定申告で確認すること |
| オナクラの基本コース | コースごとに本人へ発生するバック |
| 手コキの基本コース | オナクラコースとのバックの違い |
| 複数コースを扱う店舗 | 対応したコース・本数・報酬を確認 |
| 有料オプション | 店舗経由・直接受領の両方を確認 |
税務上は、オナクラか手コキ店かという名称だけで申告方法が決まるわけではありません。
どの店舗で、どのような契約に基づき、何の対価として、いくらの報酬が発生したのかを確認することが重要です。
「見るだけ・接触が少ないから税金はかからない」は間違い
仕事内容がほかの風俗業態より限定されていても、仕事の対価として受け取った収入が非課税になるわけではありません。
オナクラについては、次のように考えている方がいます。
- 見るだけの仕事だから風俗収入ではない
- 身体的な接触が少ないから税金はかからない
- 軽いアルバイトのつもりなので確定申告は不要
- 月に数回しか出勤していないから申告しなくてもよい
しかし、仕事内容が軽いか重いか、身体的な接触が多いか少ないかは、確定申告が必要かどうかを直接決める基準ではありません。
仕事の対価として継続的に報酬を受け取っているのであれば、その収入と必要経費を整理して申告の要否を確認します。
「風俗という感覚がなかった」「普通のアルバイトだと思っていた」という認識だけで、過去の収入を申告対象から外すことはできません。
日給保証3万円なら月20日で60万円になる?
オナクラの公開相談には、求人に「日給保証3万円」と書かれており、8時間出勤すれば毎日3万円、月20日なら60万円になるのか、税金などを理由に何か引かれるのかと不安に感じている女性の投稿があります。
この投稿は約2万回閲覧されており、オナクラの日給保証や店舗控除に疑問を持つ方が少なくないことが分かります。
公開相談をもとにした事例
オナクラの求人に、完全自由出勤、日給保証3万円、送迎ありなどと書かれていました。
相談した女性は、
「8時間出勤すれば最低でも3万円を受け取れるのか」
「月20日なら60万円になるのか」
「税金などの名目で何か引かれるのではないか」
と疑問を持っていました。
しかし、日給保証には、新人期間、出勤時間、出勤日数、遅刻・早退、写メ日記などの条件が付いている場合があります。
また、コースバックと日給保証を比較し、高い方だけを支払う店舗もあります。
求人に日給保証と書かれていても、実際には次のような条件が設定されている場合があります。
- 新人期間中のみ保証される
- 一定時間以上の出勤が必要
- 週に決められた日数以上出勤する必要がある
- 遅刻・早退・当日欠勤があると対象外になる
- 写メ日記等の店舗指定条件がある
- コースバックと保証額の高い方だけが支払われる
求人に書かれた「日給3万円」に出勤日数を掛けただけでは、実際の年間報酬を計算できません。
オナクラの日給保証は売上にどう入れる?
確定申告では求人上の保証額ではなく、実際に保証として支払われた金額、コースバック、指名等の追加報酬、店舗控除を確認します。
日給保証の計算方法は店舗によって異なります。
| 保証の仕組み | 確認すること |
| バックと保証額の高い方 | 実際に採用された報酬額を確認 |
| 保証額に指名等を加算 | 保証以外の追加報酬も確認 |
| 新人期間のみ保証 | 保証の開始日・終了日を確認 |
| 条件付き保証 | 出勤時間・日数等の条件を確認 |
| 待機保証 | 接客が少ない日に実際に支払われた金額を確認 |
たとえば、次のような精算だったとします。
| 項目 | 金額例 |
| コースバック合計 | 24,000円 |
| 指名バック | 2,000円 |
| オプションバック | 3,000円 |
| バック合計 | 29,000円 |
| 日給保証 | 30,000円 |
この場合、3万円だけが支払われるのか、3万円に指名・オプションが加算されるのかは、店舗との契約によって異なります。
求人の記載だけで計算せず、実際の報酬明細や精算画面を確認してください。
日給保証があっても給与とは限りません
「日給保証」「保証給」「アルバイト」と求人に書かれていても、それだけで税務上の給与所得と判断することはできません。
保証は、業務委託等の報酬額を決めるための計算方法として使われている場合もあります。
| 確認資料・状況 | 確認する内容 |
| 雇用契約書 | 従業員として雇用されているか |
| 業務委託契約書 | 個人として仕事を受けているか |
| 源泉徴収票 | 給与所得として処理されているか |
| 年末調整 | 店舗で年末調整を受けているか |
| 支払調書・報酬明細 | 報酬として処理されているか |
| 実際の精算 | コース・指名等に応じて計算されているか |
「日給」という言葉だけではなく、契約内容と実際の支払い方を確認することが重要です。
昼職と掛け持ちで月4回でも確定申告が必要になる場合がある
オナクラの公開投稿には、昼職と掛け持ちし、月4回の出勤で月20万円から25万円程度を得ているという女性の例があります。
月4回だけと聞くと、小さな副業に見えるかもしれません。
しかし、仮に毎月同程度の報酬を受け取っていれば、年間では次の金額になります。
| 月の報酬 | 年間の報酬 |
| 20万円 | 240万円 |
| 25万円 | 300万円 |
ここから本人が負担した必要経費を差し引いて所得を計算します。
「月に4回しか出勤していない」という理由だけで申告不要にはなりません。
また、「副業は20万円まで申告不要」という話は、主に本業で年末調整を受けている給与所得者に関する所得税の取扱いです。
年間の売上が20万円という意味ではなく、ほかの副業所得との合計も確認します。所得税の確定申告が不要でも、住民税の申告が必要になる場合があります。
昼職と風俗を掛け持ちしている場合については、「昼職と夜職・風俗を掛け持ちする場合の確定申告」もご確認ください。
コースバック・指名・延長・オプションも収入として確認する
オナクラ・手コキ店の年間報酬を整理するときは、基本コースのバックだけでなく、指名、延長、オプション、保証、ボーナスなども確認します。
| 報酬 | 確認すること |
| 基本コースバック | コースごとに本人へ発生した報酬 |
| 写真・ネット指名 | 本人へ支払われた指名バック |
| 本指名 | 基本報酬とは別に受け取った金額 |
| 延長バック | 延長によって追加された報酬 |
| オプションバック | 店舗経由・直接受領の両方を確認 |
| 日給・待機保証 | 実際に保証として支払われた金額 |
| 入店祝い金 | 条件を満たして実際に受け取った金額 |
| 出勤・ランキング等のボーナス | 仕事に関連して受け取った金額 |
| チップ | 接客の対価として直接受け取った金額 |
| 体験入店の報酬 | 1日だけでも実際に受け取った報酬 |
同じ店でオナクラコースと手コキコースの両方を担当していた場合は、コースごとの本数とバックを分けておくと確認しやすくなります。
店名・求人名・運営会社・振込名義が違う場合は?
オナクラ・手コキ店の売上を整理するときは、店舗のブランド名だけでなく、実際の運営会社や支払者も確認します。
たとえば、
- 求人サイトの店名と運営会社名が違う
- 複数の店舗ブランドを同じ会社が運営している
- 現金の封筒には店舗名しか書かれていない
- 銀行振込の名義が店舗名ではなく会社名になっている
- 在籍中に運営会社や精算方法が変わった
- 同じ系列の別店舗へ移った
ということがあります。
| 整理する項目 | 確認する内容 |
| 店舗名 | 実際に働いていた店舗・ブランド |
| 運営会社・支払者 | 報酬を支払った会社・事業者 |
| 勤務期間 | 入店月・退店月・移籍時期 |
| 受取方法 | 現金日払い・銀行振込 |
| 残っている資料 | LINE・明細・精算画面・バック表等 |
支払者が分からないからといって、店舗から受け取った報酬を売上から外すことはできません。
店舗雑費・厚生費・税金を全部同じ処理にしない
日払いの精算で報酬から差し引かれた金額が、すべて自動的に必要経費になるわけではありません。
| 控除の表示 | 確認すること |
| 店舗雑費 | 何の費用で、本人負担なのか |
| 厚生費・備品代 | 衣装・消耗品等の負担なのか |
| 送迎代 | 業務上の送迎について本人が負担したか |
| 税金・源泉 | 実際の源泉所得税なのか |
| 遅刻・欠勤等の控除 | 報酬の減額なのか、別の控除なのか |
雑費10%なら差引前の報酬も確認する
たとえば、額面報酬が4万円で、雑費10%の4,000円を差し引かれ、3万6,000円を受け取ったとします。
| 項目 | 金額例 |
| 額面報酬 | 40,000円 |
| 店舗雑費 | ▲4,000円 |
| 実際の手取り | 36,000円 |
この場合、3万6,000円だけを売上として処理する前に、4万円の報酬が発生し、そこから何の費用が引かれたのかを確認します。
店舗雑費については、「風俗嬢の雑費は経費になる?」もご確認ください。
「税金」「源泉」が引かれていても確定申告が終わったわけではない
報酬から「税金」「源泉」などが引かれていても、それだけで確定申告が不要になるとは限りません。
まず、本当に源泉所得税として処理されている金額なのか確認してください。
| 明細の記載 | 確認すること |
| 雑費 | 店舗独自の控除なのか |
| 厚生費・備品費 | 何に対する負担なのか |
| 税金・源泉 | 実際の源泉所得税として処理されているか |
| 手取り | すべてを差し引いた後の受取額 |
実際に源泉徴収された所得税であれば、確定申告で最終的な所得税を計算するときに精算します。
源泉所得税は通常の店舗雑費と同じように必要経費へ入れるものではありません。
詳しくは、「水商売・風俗の源泉徴収」をご確認ください。
オナクラ・手コキ店の衣装や備品は店舗負担なら自分の経費ではありません
衣装や仕事用品を店舗側が用意している場合、店舗が負担したものを女性本人の必要経費にすることはできません。
| 費用の負担 | キャスト側の処理 |
| 店舗が衣装を無料で貸与 | 本人の経費にはしない |
| 店舗が仕事用品を支給 | 本人の経費にはしない |
| 本人購入後に店舗から全額精算 | 最終的に本人負担がなければ経費にしない |
| 報酬からレンタル料を控除 | 本人負担額と雑費との重複を確認 |
| 仕事用として本人が自腹購入 | 業務との関係から必要経費を検討 |
領収書が手元にあるかどうかだけでなく、最終的に自分がお金を負担したかが重要です。
オナクラ・手コキ店で自腹なら経費を検討できるもの
店舗から支給・貸与されず、オナクラ・手コキ店の仕事をするために本人が実際に負担した支出であれば必要経費を検討できます。
私生活でも使う支出については、仕事との関係を慎重に確認します。
| 支出 | 基本的な考え方 |
| 仕事専用の衣装・下着 | 店舗貸与でなく仕事専用なら経費を検討 |
| 本人負担の仕事用消耗品 | 業務上必要なものなら確認 |
| 衛生・消毒用品 | 本人が仕事のため負担している場合に確認 |
| 衣装レンタル料 | 本人が実際に負担した金額を確認 |
| プロフィール撮影費 | 本人負担で集客用なら経費を検討 |
| 仕事上必要な交通費 | 店舗から支給されていない本人負担分を確認 |
| スマホ・通信費 | 店舗連絡・写メ日記等の業務使用分を確認 |
| 性感染症検査費 | 店舗指定・本人負担なら業務との関係を確認 |
| 税理士費用 | 事業に関する申告等の費用は経費を検討 |
一方で、美容院、ネイル、普段使いの化粧品、エステなどは私生活にも効果が及びます。
「見た目が大切な仕事だから」
という理由だけで何でも100%経費にしないでください。
経費全般については、「風俗嬢の経費になるもの」もご確認ください。
お店指定の性感染症検査を自腹で受けている場合は?
店舗勤務の条件として定期的な性感染症検査を求められ、その費用を女性本人が負担している場合は、仕事との直接的な関係から必要経費を検討できることがあります。
| ケース | 考え方 |
| 店舗指定・本人負担 | 業務との関係から必要経費を検討 |
| 店舗指定・店舗負担 | 本人の必要経費にはしない |
| 一般的な治療費 | 事業経費とは分けて確認 |
領収書だけでなく、店舗から検査を求められていることが分かる案内なども残しておくとよいでしょう。
お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。
報酬明細がない場合でもオナクラ・手コキ店の売上を整理する
現金日払いで昔の報酬明細が残っていなくても、申告が必要な収入をなかったことにはできません。
現在残っている資料から、年ごと・店舗ごとに整理します。
| 残っている資料 | 確認できること |
| 店舗スタッフとのLINE | 出勤日・予約・保証・精算内容 |
| 出勤表・プロフィールページ | 出勤日・在籍期間・勤務時間 |
| 写メ日記 | 出勤日・勤務店舗・在籍時期 |
| 精算画面・明細の写真 | 額面報酬・指名・保証・雑費・手取り |
| 求人・面接時のバック表 | 当時のコース別報酬・保証条件 |
| スマホのカレンダー | 出勤日・予約・店舗移籍 |
| 銀行口座 | 振込・現金入金 |
| カード・通販履歴 | 本人負担の必要経費 |
昔の明細がない場合は、いきなり「毎月30万円くらいだった」と記憶だけで年間売上を作らず、どの資料からどこまで確認できるかを整理します。
店舗・勤務期間・報酬体系から確認する
複数店舗で働いていた場合は、次の順番で整理します。
- 働いていた店舗をすべて書き出す
- 各店舗の勤務開始月・退店月を確認する
- 現金日払いと銀行振込を分ける
- 店舗ごとのバック表・保証条件を確認する
- LINEやカレンダーから出勤日を確認する
- 分かる範囲で額面報酬・控除・手取りを整理する
- 確認できた数字と推定部分を分けて記録する
たとえば、次のように整理します。
| 整理する項目 | 記録する内容 |
| 出勤日 | LINE・カレンダー等から確認 |
| 店舗 | 当時の店舗名・系列名 |
| 額面報酬 | コース・指名・保証等の合計 |
| 店舗控除 | 雑費・源泉・送迎代等 |
| 手取り | 実際に受け取った金額 |
| 根拠資料 | 明細・LINE・精算画面等 |
過去の売上が分からない場合は、「風俗嬢の過去分確定申告|明細なし・売上不明の場合」もご確認ください。
経費の領収書がない場合は、「風俗の確定申告で領収書がない場合」で詳しく解説しています。
掛け持ち・移籍・体験入店の報酬も確認する
オナクラ・手コキ店だけでなく、ピンサロ、M性感、メンズエステ、デリヘルなどを掛け持ちしている場合は、その年に受け取ったすべての報酬を確認します。
次のような集計漏れに注意してください。
- 短期間だけ働いた店を忘れている
- 体験入店の報酬を入れていない
- 退店した店の報酬を除外している
- 銀行振込された報酬だけを売上にしている
- 現金日払いの店を集計していない
- 同じ系列だから一店舗分だと思っている
- 別の風俗業態の収入を合算していない
年の途中でオナクラから手コキ店、ピンサロ、M性感などへ移った方は、最後に働いた店の明細だけで申告しないでください。
3年・5年無申告なら今年分だけでは終わりません
何年もオナクラ・手コキ店で働いているのに確定申告をしていなかった場合は、申告が必要だった過去の各年について売上と必要経費を整理します。
今年から申告を始めても、昔の無申告が自動的になくなるわけではありません。
| 年ごとに確認すること | 具体例 |
| 勤務店舗 | その年に在籍・体験入店したすべての店舗 |
| 額面報酬 | コース・指名・保証・祝い金等 |
| 店舗控除 | 雑費・源泉所得税・送迎代等 |
| 必要経費 | 本人が実際に負担した仕事上の支出 |
| 昼職等の収入 | 給与所得・ほかの副業所得 |
現金日払いの場合、何年も経ってから当時の売上を思い出すのは難しくなります。
退店した店舗のホームページ、LINE、プロフィール、報酬画面などが消える可能性もあります。
無申告に心当たりがある方は、現在残っている資料があるうちに保存してください。
過去の無申告については、「水商売で確定申告していない場合の対処法」もご確認ください。
オナクラ・手コキ店の確定申告は手取りだけを足すと間違いやすい
オナクラ・手コキ店では「日給保証」「コースバック」「指名」「オプション」「雑費」「源泉」などが一つの精算に混ざるため、現金の手取りだけから年間所得を計算すると間違いやすくなります。
確認したい順番は、
- 給与か業務委託等の報酬かを確認する
- 自分に発生した額面報酬を確認する
- コース・指名・延長・オプション等を確認する
- 日給保証・待機保証・ボーナス等を確認する
- 店舗から引かれた雑費等を確認する
- 源泉所得税があれば別に確認する
- 本人が実際に負担した必要経費を整理する
- 過去に無申告の年があれば年ごとに整理する
という流れです。
風俗全般の確定申告については、「風俗の確定申告のやり方」をご確認ください。
確定申告の方法だけを見ながら自分で数字を入力するよりも、まず店舗ごとの報酬と控除を整理することが重要です。
オナクラ・手コキ店の確定申告は新宿風俗確定申告センターへ
オナクラ・手コキ店で年間かなり稼いでいて、日払い・日給保証・雑費・明細なし・過去の無申告などが重なっている場合は、申告書を作る前に年間の数字を整理してください。
特に、
- 報酬のほとんどが現金日払い
- 日給保証とコースバックの両方がある
- 複数のコースでバック額が異なる
- 指名・延長・オプションが多い
- 月に数回の副業でも年間報酬が大きい
- 雑費を一定割合で引かれている
- 「税金」という名目でもお金を引かれている
- 額面報酬がいくらなのか分からない
- 店名と運営会社・振込名義が違う
- 報酬明細を捨ててしまった
- 店舗や業態を何度も移籍・掛け持ちした
- 3年・5年と確定申告していない
- 税務署から連絡が来ている
という方は確認する項目が多くなります。
| 現在ある資料 | 確認すること |
| 報酬明細・精算画面 | 額面報酬・保証・指名・雑費・源泉等 |
| LINE・出勤記録 | 勤務日・在籍店舗・保証条件 |
| 求人・バック表 | 当時のコース報酬・日給保証 |
| 銀行履歴 | 振込・現金入金 |
| 領収書・カード明細 | 本人負担の必要経費 |
| 税務署から届いた書類 | 現在の税務署対応状況 |
最初からすべての資料がそろっている必要はありません。
現在残っている資料から、年ごと・店舗ごとに確認していきます。
新宿風俗確定申告センターでは、最初から風俗・夜職で働く方を前提として対応しているため、仕事内容を別の職業に置き換えて説明する必要はありません。
また、当センターには、税務調査経験35年、1,000件以上の税務調査を経験し、実際に風俗店舗の税務調査も担当していた元国税調査官が顧問として在籍しています。
お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。
オナクラ・手コキ店の確定申告についてよくある質問
オナクラ・手コキ店の確定申告では、出勤回数だけで判断せず、日給保証、コースバック、指名、オプション、店舗控除、手取りを分けて確認することが重要です。
オナクラで働いていたら確定申告は必要ですか?
給与か業務委託等の報酬か、年間所得がいくらあるかなどによって判断します。
業務委託等で継続的に報酬を受け取り、お店で年末調整されていない場合は、確定申告が必要になるケースが多いです。
見るだけのオナクラなら税金はかかりませんか?
仕事内容に身体的な接触が少ないことを理由に、仕事の対価として受け取った収入が非課税になるわけではありません。
月に4回しか出勤していなくても申告しますか?
出勤日数だけでは判断できません。
月4回でも1回当たりの報酬が大きければ、年間所得が確定申告の必要な金額になることがあります。
日給保証3万円なら毎回3万円を売上にすればよいですか?
求人上の保証額ではなく、実際にどのような条件で、いくら支払われたかを確認します。
コースバックとの比較や、指名・オプション等の加算があれば、毎日の報酬額は変わります。
日給保証があるので給与所得ですよね?
日給保証という言葉だけでは判断できません。
契約内容、実際の働き方、源泉徴収票・年末調整の有無などから確認します。
現金日払いなら申告しなくても大丈夫ですか?
いいえ。
現金で受け取った報酬も収入から外すことはできません。
オナクラと手コキ店を掛け持ちしています
同じ年に受け取った両方の報酬を確認します。
店舗ごとにコースバック、保証、店舗控除等を整理したうえで年間の所得を計算します。
お客さんから直接もらったチップも収入ですか?
接客の対価やチップとして受け取った金額であれば、仕事上の収入として確認します。
雑費10%を引かれています
額面報酬と雑費を分けて確認してください。
その雑費が実際にどのような費用なのかも確認します。
明細から「税金」を引かれています
本当に源泉所得税として処理されているのかを確認してください。
実際の源泉所得税であれば、通常の必要経費とは別に扱います。
お店の衣装や備品は経費になりますか?
店舗から無料で貸与・支給され、自分が費用を負担していないのであれば、本人の経費にはできません。
自分で買った仕事用衣装は経費になりますか?
店舗勤務でしか使用しないなど、仕事との具体的な関係を説明できる場合は必要経費を検討できます。
性病検査代は経費になりますか?
店舗勤務の条件として検査を求められ、本人が費用を負担している場合は、業務との関係から必要経費を検討できることがあります。
昔の報酬明細がありません
LINE、出勤ページ、写メ日記、精算画面、バック表、銀行履歴、スマホのカレンダーなどから年間報酬を整理します。
昔働いていた店が閉店しています
現在残っているLINE、銀行履歴、写真、カレンダー、過去の店舗ページ等から勤務期間や報酬を整理します。
3年間オナクラの確定申告をしていません
申告が必要だったのであれば、今年分だけではなく過去の各年について売上と必要経費を整理します。
税理士にオナクラ・手コキ店勤務だと言いたくありません
正しい報酬額や店舗控除、必要経費を確認するためには、確定申告に必要な範囲で実際の仕事内容を伝えた方がよいでしょう。
新宿風俗確定申告センターでは、風俗・夜職で働く方を前提として対応しています。
普通の風俗の確定申告と方法は違いますか?
確定申告の基本的な仕組みは同じです。
ただし、オナクラ・手コキ店では、日給保証、複数のコースバック、指名・オプション、店舗名と支払者、出勤回数と年間報酬の違いなどを特に確認する必要があります。
確定申告全体については、「風俗の確定申告のやり方」をご確認ください。
まとめ|オナクラ・手コキ店は保証・バック・手取りを分けて申告する
オナクラ・手コキ店の確定申告で特に間違えやすいのは、求人の日給保証、本人に発生した額面報酬、店舗控除後の手取りを混同することです。
特に確認したいのは、
- 日給保証・待機保証
- コースごとの基本バック
- 写真指名・本指名
- 延長・有料オプション
- 入店祝い金・各種ボーナス
- 店舗雑費・厚生費・備品代
- 源泉所得税等の控除
- 店舗名・運営会社・実際の支払者
- 本人が実際に負担した必要経費
- 昼職・他店舗・他業態との掛け持ち
- 過去に確定申告していない年
です。
「月に数回しか働いていないから申告不要」「求人の日給保証に出勤日数を掛ければよい」「手元に残った現金だけが売上」と判断するのは避けてください。
月に数回の出勤でも、1回当たりの報酬が大きければ年間では数百万円になる場合があります。
また、同じ店舗でオナクラと手コキの複数コースを扱っている場合は、コースごとのバック、指名、オプション、保証などを確認します。
報酬明細が残っていない場合でも、現在残っているLINE、出勤記録、写メ日記、精算画面、求人時のバック表、銀行履歴などから過去の数字を整理します。
何年も無申告だった方は、資料がさらに消えてしまう前に確認してください。
新宿風俗確定申告センターでは、オナクラ・手コキ店の現金日払い、日給保証、コースバック、指名・オプション、店舗雑費、源泉所得税、店名と支払者の整理、昼職との掛け持ち、資料不足、過去の無申告までまとめて確認し、申告書の作成から税務署への提出まで対応します。
お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。
