
結論から言うと、昔の報酬明細が残っておらず、過去の売上が分からない場合は、現在残っている資料から年ごと・店舗ごとに収入を整理して確定申告を行います。
「明細がないから申告できない」「昔の金額を覚えていないから仕方ない」ということにはなりません。
現金手渡しで受け取った報酬も収入です。確定申告が必要だった年については、残っている資料から過去の売上を確認して申告します。
風俗では、日払い・現金手渡しが多いうえ、複数店舗への移籍、地方への出稼ぎ、源氏名の変更などが重なり、数年前の売上が分からなくなっている方も少なくありません。
その場合、昔の報酬明細だけを探すわけではありません。
LINE、銀行履歴、店舗のマイページ、写メ日記、写真、カレンダー、交通履歴など、現在残っている資料を組み合わせて、まず「いつ・どのお店で働いていたか」を確認します。
そのうえで、店舗ごとの報酬を整理し、過去分の確定申告につなげます。
この記事のポイント
- 昔の報酬明細がなくても過去分は申告する必要がある
- 最初に年ごと・店舗ごとの勤務履歴を作る
- LINEや写メ日記などから過去の売上を確認する
- 現金の手取り額をそのまま売上にしない
- 複数店舗・出稼ぎの収入漏れに注意する
- 昔のお店が閉店していても手元の資料から確認する
- お店側の記録と自分の記録が違う場合も確認が必要
- 記憶だけで年間売上を作らない
特に数年間まとまった金額を稼いでいた方は、「正確な数字が分からないから」とそのままにしないでください。
昔の資料は時間が経つほど確認しにくくなります。
この記事では、新宿風俗確定申告センターの税理士、坂根崇真が解説します。
風俗の明細がなくても過去分は申告します
報酬明細や支払調書が残っていなくても、それを理由に過去の風俗収入を申告しなくてよいわけではありません。現在残っている資料から収入を確認し、確定申告が必要だった年について申告します。
風俗嬢の方で数年前の申告を行う場合、すべての資料がきれいに残っているとは限りません。
たとえば、次のようなケースがあります。
| 現在の状態 | 確認するもの |
|---|---|
| 報酬明細を毎回捨てていた | LINE、売上画面、給与袋の写真、売上メモなど |
| すべて現金手渡しだった | 出勤記録、LINE、現金入金、勤務日数など |
| 何店舗も移籍している | 店舗ごとの在籍期間、地域、源氏名 |
| 全国へ出稼ぎしていた | 交通履歴、ホテル予約、写真、写メ日記 |
| 昔のお店が閉店している | 自分のスマホや銀行などに残っている記録 |
| いつから働いたか分からない | LINE、写真、SNS、引っ越し履歴など |
重要なのは、資料が足りない状態でいきなり「年収はこのくらいだった」と数字を決めないことです。
最初に勤務履歴を復元し、それから売上を確認します。
まず年ごと・店舗ごとに働いた期間を整理する
昔の売上が分からない場合、最初に確認するのは金額ではなく「いつ、どこで働いていたか」です。売上を確認する前に、収入が発生していた期間そのものを整理します。
たとえば、3年間で何店舗も移籍していたのであれば、次のような表を作ります。
| 年 | 時期 | 地域 | 業種 | 店舗 | 源氏名 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 1月〜6月頃 | 東京 | デリヘル | A店 | あい |
| 2023年 | 7月〜12月頃 | 東京 | ソープ | B店 | ゆな |
| 2024年 | 1月〜4月頃 | 東京 | ソープ | B店 | ゆな |
| 2024年 | 5月頃 | 福岡 | 出稼ぎ | C店 | りお |
| 2024年 | 6月〜12月頃 | 東京 | デリヘル | D店 | みお |
最初から正確な入店日や退店日が分からなくても、「2024年の春頃」「夏の3か月くらい」といったところから始めます。
その後、当時のLINE、写真、ホテル予約、SNSなどを確認して期間を絞っていきます。
お店ごとに源氏名を変えていた方は、昔の源氏名も書き出してください。
過去のLINEや写メ日記、店舗情報を探す際の重要な手掛かりになります。
昔の店を忘れた場合はスマホの履歴から探します
何店舗も移籍して店名自体を忘れている場合は、昔のスマホの中身から勤務先を確認します。特にLINEと写真は、数年前の勤務履歴を復元する手掛かりになりやすい資料です。
| 確認するもの | 探す内容 |
|---|---|
| LINE | スタッフ、スカウト、店舗アカウントとのトーク |
| 写真 | 控室、寮、ホテル、駅、給与袋、明細 |
| メール | 入店連絡、ホテル、新幹線、飛行機の予約 |
| カレンダー | 出勤予定、面接、出稼ぎ予定 |
| SNS | 出勤告知、写メ日記、地域 |
| 銀行履歴 | 店舗振込や現金入金 |
たとえば、「福岡へ出稼ぎしたのは覚えているけど、店名を思い出せない」という場合があります。
当時のホテル予約を確認すると宿泊していた期間が分かり、写真から最寄駅が分かり、LINEからスカウトやスタッフとのやり取りが見つかることがあります。
このように情報をつなげ、勤務先を一つずつ洗い出していきます。
売上を確認する資料は金額が分かるものから優先する
勤務先が分かったら、次に実際の報酬額を確認します。具体的な支給額が書かれている資料を優先し、出勤日しか分からない資料は補助として使います。
| 資料 | 確認できること | 使い方 |
|---|---|---|
| 報酬明細・給与袋 | 総支給額、控除額 | 優先して確認 |
| 店舗マイページ | 日別売上、バック、控除 | スクリーンショットも確認 |
| LINEで送られた明細 | 日給、報酬、バック | 日付と店舗も確認 |
| 銀行振込 | 振込で受け取った金額 | 手渡し分がないか別途確認 |
| 自分の売上メモ | 日別・月別報酬 | ほかの記録と照合 |
| 現金入金 | 現金収入の手掛かり | 別の入金と区別 |
| 出勤表 | 勤務日 | 報酬額を確認する補助資料 |
| 写メ日記 | 出勤日、在籍店舗 | 勤務日の確認に利用 |
| 交通・ホテル履歴 | 出稼ぎ期間 | 勤務期間の確認に利用 |
「この資料さえあれば全部分かる」というものが残っていないこともあります。
その場合は、一つの資料だけで数字を決めず、複数の記録を組み合わせて確認します。
実際にあった事例|複数店勤務で昔の売上が分からない
実際に、複数の風俗店で働いていたものの、現金手渡しで報酬を受け取り、途中まで売上を記録していなかった女性の相談事例があります。
実際にあった事例
ある女性は、複数の風俗店で働いていました。
報酬は現金手渡しで受け取っており、最初の頃は売上を記録していませんでした。
途中から収支を記録し始めましたが、それ以前については、どの店舗で、どの期間に、いくら稼いだのか分からない状態でした。
さらに昼職と掛け持ちしていた期間もあり、銀行口座を見ただけでは風俗の収入だけを切り分けることもできませんでした。
このような場合は、いきなり年間売上を決めるのではなく、先に勤務していた店舗と期間を整理し、その期間に残っている資料を集めます。
この事例のように、「3年間の収入が全部分からない」と思っていても、整理してみると実際には、記録がないのは最初の数か月だけということもあります。
まず期間を分けることで、どこまで数字が分かっていて、どこの資料が不足しているかを明確にします。
現金でもらった手取り額をそのまま売上にしない
風俗店から受け取った現金の手取り額と、確定申告で確認する収入金額が同じとは限りません。お店から源泉所得税や雑費などが引かれている場合があるためです。
たとえば、その日の仕事終わりに現金7万円を受け取っていたとしても、「7万円×出勤日数」で売上を出せばよいとは限りません。
| 明細の項目 | 確認する理由 |
|---|---|
| 総支給額・報酬額 | 控除前の金額を確認する |
| 源泉所得税 | 税金として差し引かれた金額を確認する |
| 雑費 | 税金と区別する |
| 送迎代 | 店舗独自の控除と区別する |
| 寮費 | 税金と区別する |
| その他控除 | 何が差し引かれたのか確認する |
特に注意したいのが、「毎日10%くらい引かれていたから、あれは全部税金だった」と記憶だけで判断することです。
源泉所得税以外の店舗控除が含まれていることもあります。
昔の明細が1枚でも残っているなら、どのような計算で手取り額になっていたのか確認する重要な資料になります。
源泉徴収については、水商売・風俗の源泉徴収もご確認ください。
一部の明細しか残っていない場合も全部捨てない
1年分の明細がそろっていなくても、数日分・数週間分しかない明細も残してください。一部の資料から、当時の報酬体系や控除内容を確認できることがあります。
たとえば、1年間働いたお店の明細が5枚しか残っていない場合でも、そこから次の情報を確認できる場合があります。
- 基本的なバック料金
- 指名料
- オプションバック
- 源泉所得税の計算
- 雑費
- 送迎代
- 寮費
「全部そろっていないから意味がない」と捨ててしまわないでください。
古い明細、給与袋、スクリーンショットは、残っているものをすべて集めます。
実際にあった事例|明細なし・現金手渡しのまま2年間申告していなかった
現金手渡しで明細をもらっておらず、そのまま2年間確定申告をしていなかった女性の事例もあります。
実際にあった事例
ある女性は、風俗店から毎回現金手渡しで報酬を受け取っていました。
お店から報酬明細はもらっておらず、確定申告について周囲へ聞いたところ「みんなやっていない」と言われたため、自分もそのままにしていました。
その後、税金について調べて不安になったものの、昔の資料がないため何から手をつければよいか分からず、2年間申告していない状態になっていました。
最終的には、残っていた報酬のメモなどを集めて、過去分の申告を行っています。
明細をもらっていなかったことは、申告しなくてよい理由にはなりません。
むしろ、時間が経つほど昔のLINEや写真、銀行履歴なども確認しにくくなるため、売上が分からないと気付いた時点で資料を集め始めることが重要です。
複数店舗で働いていたら短期間の店も確認する
複数店舗で働いていた方は、長く在籍したお店だけでなく、短期間しか働かなかったお店も含めて確認します。体験入店や短期出稼ぎの報酬も、なかったことにはできません。
特に次のような勤務歴がある方は、収入の抜けが起きやすくなります。
- 1〜2か月でお店を変えることが多かった
- 体験入店を何店舗もした
- ソープとデリヘルを行き来していた
- 東京で働きながら地方へ出稼ぎしていた
- 店舗ごとに源氏名を変えていた
- 途中でメンズエステでも働いていた
「大きく稼いだ店は覚えているから大丈夫」ではなく、その年に報酬を受け取った勤務先をすべて洗い出します。
出稼ぎが多かった方は、風俗の出稼ぎと確定申告もあわせてご覧ください。
出稼ぎの売上はホテル・交通履歴から勤務期間を確認する
地方へ何度も出稼ぎしていた方は、ホテルや交通履歴が勤務期間を復元する重要な手掛かりになります。
たとえば、昔のメールに、
- 羽田から福岡への航空券
- 10日間のホテル予約
- 店舗スタッフとのLINE
が残っていれば、「いつ、どこへ、何日程度出稼ぎしていたか」を確認できます。
そこから当時の写真やLINEを確認し、店舗と報酬の資料を探します。
| 出稼ぎで確認するもの | 分かること |
|---|---|
| 飛行機・新幹線 | 移動日 |
| ホテル予約 | 滞在期間 |
| 店舗寮の連絡 | 勤務店舗、滞在期間 |
| 写メ日記 | 出勤日 |
| LINE | 報酬、出勤時間、店舗名 |
| 写真 | 地域、店舗、勤務時期 |
東京の売上だけ整理して、地方出稼ぎの分を忘れないようにしてください。
昔の風俗店が閉店していても申告しなくてよいわけではない
昔働いていたお店が閉店していたとしても、その店から受け取った収入を申告しなくてよいわけではありません。店舗から資料を取り寄せられない場合は、自分側に残っている記録を確認します。
| 現在の状態 | 確認する資料 |
|---|---|
| 店舗が閉店 | LINE、写真、明細画像、銀行履歴 |
| 店名を忘れた | 源氏名、地域、駅、ホテル、写真 |
| 店舗の連絡先がない | 昔のメール、電話履歴、LINE |
| マイページへ入れない | 保存していたスクリーンショット |
| スマホを買い替えた | クラウド写真、メール、バックアップ |
「店がなくなったから確認できない」で終わらせず、手元に何が残っているかを探します。
お店側の支払記録と自分の記録が違うこともあります
自分が記録している売上と、お店側が記録している支払額に差がある場合は、その原因を確認する必要があります。自分の手取りだけを記録していたことなどが原因になっている場合があります。
実際にあった事例|お店の記録と自分の申告額が違わないか不安になった
過去分の確定申告をしようとした風俗勤務経験者から、次のような相談が実際にありました。
実際にあった事例
ある女性は、風俗店から現金手渡しで報酬を受け取っていました。
当時は毎回10%程度の金額が差し引かれており、それが税金だと思っていたため確定申告をしていませんでした。
後から過去分を申告しようとした際、「自分には正確な受取額の証拠がほとんどない。自分が申告する金額と、お店側に残っている支払記録が違っていたらどうなるのか」と不安になったケースです。
こうした差が生じる原因として、次のようなものがあります。
| 原因 | 確認すること |
|---|---|
| 手取りだけ記録していた | 控除前の報酬額 |
| バックを記録していない | 指名、オプション等の報酬 |
| 一部の日の記録がない | 出勤日と明細の照合 |
| 雑費等を差し引いて売上を記録した | 総支給額と控除額 |
| 源氏名を途中で変えた | 記録が分かれていないか |
自分の記録とお店の記録が違ったからといって、その場でどちらかの数字を適当に採用してはいけません。
残っている資料を確認し、なぜ差があるのかを整理します。
銀行への現金入金だけで年間売上を計算しない
現金手渡しの風俗収入について、銀行口座へ入金した金額だけを年間売上にするのは危険です。受け取った現金のすべてを銀行へ預けているとは限らないからです。
たとえば、月100万円を現金で受け取っていても、
- 30万円を銀行へ入金
- 20万円を家賃やカード代に使用
- 残りを現金の生活費として使用
していれば、銀行に残るのは収入の一部だけです。
銀行入金は売上確認の資料にはなりますが、銀行入金=年間売上とは限りません。
記憶だけで「月100万円くらい」と売上を作らない
昔の正確な数字が分からないからといって、記憶だけで年間売上を決めないでください。特に高額な報酬を受け取っていた方は、月ごとの差が年間では大きな金額になります。
たとえば、
「だいたい月100万円だったと思う」
という記憶だけで、
100万円×12か月=1,200万円
と申告額を決めるのはおすすめできません。
実際には、
- 繁忙月は200万円以上
- 休んでいた月は20万円
- 出稼ぎ月だけ大幅に増えた
- 途中で数か月仕事を辞めていた
ということもあるからです。
まず実際に働いていた日と店舗を確認し、そのうえで金額を確認します。
売上資料がないときにやってはいけないこと
過去の資料が少ないときほど、事実と違う数字や資料を作らないことが重要です。資料が足りないことと、架空の数字を申告することは別問題です。
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 覚えている店だけ申告する | 短期勤務や出稼ぎの売上が漏れる |
| 銀行入金だけ売上にする | 現金で使った報酬が漏れる |
| 手取りだけ合計する | 控除前の報酬と違う場合がある |
| 年間売上を記憶だけで決める | 実際の支払額と大きくずれることがある |
| 10%引かれた金額を全部税金とする | 雑費などが含まれる場合がある |
| 存在しない明細を作る | 単なる資料不足とは異なる問題になる |
| 昔のLINEや写真を消す | 売上復元の手掛かりを失う |
自分で数字を推測して申告書を作り、そのまま税務署へ提出するのではなく、まず資料と数字が合っているか確認してください。
数年間分ある方や年間の売上が大きい方ほど、一つの間違いが複数年に影響することがあります。
経費の領収書がない問題とは分けて考える
「昔の売上が分からない」と「昔の領収書がない」は別の問題です。まず、いくら収入を得ていたのかを確認し、その後に必要経費を整理します。
売上も経費も分からない状態で一度に全部考えると、どの数字が不足しているのか分からなくなります。
| 整理する項目 | 主に確認する資料 |
|---|---|
| 売上 | 報酬明細、LINE、銀行履歴、売上記録など |
| 経費 | 領収書、カード明細、通販履歴など |
領収書やレシートが残っていない場合については、風俗嬢・デリヘル勤務で領収書がない場合をご覧ください。
何年も確定申告していない場合もまず売上を確定させる
何年も確定申告していない方も、「税金がいくらになるか」を考える前に、まず各年の売上を整理します。年間の収入自体が分からなければ、税額を正しく計算できないためです。
たとえば3年間申告していないなら、
| 年 | 最初に行うこと |
|---|---|
| 1年目 | 店舗・勤務期間・報酬の確認 |
| 2年目 | 店舗・勤務期間・報酬の確認 |
| 3年目 | 店舗・勤務期間・報酬の確認 |
というように年を混ぜずに整理します。
無申告加算税や税務調査などについて不安な方は、水商売で確定申告していない場合の対処法もご確認ください。
この記事を読んでいる方が先に行うべきなのは、過去の収入を復元することです。
税金を払えるか不安でも先に売上を整理する
過去分を申告したら税金を払えないかもしれないという場合も、売上を曖昧なままにしてはいけません。正しい収入と経費を整理しなければ、そもそも納税額がいくらになるのか分からないからです。
「高額になりそうだから売上を少なくしておこう」ということはできません。
まず正しい申告内容を整理します。
実際に税額を計算した結果、納税資金が足りない場合については、風俗嬢が税金を払えない場合の対処法をご確認ください。
新宿風俗確定申告センターへ送る資料
売上を自分ですべて計算してから依頼する必要はありません。まず現在残っている資料を集め、新宿風俗確定申告センターへお送りください。
| 優先度 | 送っていただきたいもの |
|---|---|
| 高 | 残っている報酬明細・給与袋 |
| 高 | 働いていた店舗名と大体の期間 |
| 高 | 店舗から送られてきたLINEの報酬情報 |
| 高 | 銀行口座の入出金履歴 |
| 高 | 店舗マイページの売上画面 |
| 中 | 自分で付けていた売上メモ |
| 中 | 写メ日記やSNSの出勤履歴 |
| 中 | カレンダー・スケジュール帳 |
| 補助 | 写真、ホテル、新幹線、飛行機の履歴 |
全部そろっていなくても、残っているものを送ってください。
たとえば、
- 5店舗のうち2店舗しか明細がない
- 2023年分だけ売上記録がない
- 出稼ぎ先の店名を一つ思い出せない
- 現金手渡しだったので銀行履歴が少ない
という状態でも、何が分かっていて何が分からないのかを整理するところから始めます。
新宿風俗確定申告センターでは、いただいた資料を確認し、過去の売上・経費を整理したうえで、申告書の作成から税務署への提出まで対応します。
風俗の過去売上・明細なしでよくある質問
昔の売上が分からない方は、「明細がない」「現金しかない」「店がなくなった」といった問題が重なることがあります。よくある質問に回答します。
風俗の給与明細がなくても確定申告は必要ですか?
給与明細や報酬明細がないことだけを理由に、確定申告が不要になるわけではありません。
確定申告が必要な年については、現在残っている資料から収入を整理して申告します。
昔の売上が全く分かりません
まず、何年にどのお店で働いていたかを整理してください。
その後、LINE、銀行履歴、写真、写メ日記、売上メモなどを確認し、店舗ごとに報酬を整理します。
全部現金手渡しで銀行履歴がありません
銀行履歴だけで売上を確認するわけではありません。
店舗とのLINE、報酬明細の写真、売上画面、出勤記録、写メ日記など、現在残っているものを確認します。
お店から一度も明細をもらっていません
明細がない場合も、別の資料から売上を整理して申告します。
特に、店舗とのLINEやマイページの売上画面が残っていないか確認してください。
昔働いていた風俗店が閉店しています
閉店していても申告しなくてよいわけではありません。
昔のLINE、銀行履歴、写真、スクリーンショット、メールなど、自分側に残っている資料から確認します。
昔働いていた店の名前を忘れました
当時のLINE、写真、源氏名、地域、最寄駅、ホテル予約などから勤務先を確認します。
出稼ぎであれば、航空券や新幹線の履歴も確認してください。
複数の店で働いていた場合は全部申告しますか?
確定申告の対象となる収入については、勤務期間が短かった店舗も含めて確認します。
長く働いた店だけを集計し、短期出稼ぎや体験入店の収入を外さないようにしてください。
手取り額しか分かりません
手取り額だけでは正しい収入金額を確認できない場合があります。
源泉所得税や店舗雑費などが引かれている可能性があるため、残っている明細やLINEなどから控除前の報酬を確認します。
毎回10%引かれていました
その10%がすべて税金とは限りません。
源泉所得税のほかに、雑費などの店舗控除が含まれている場合があります。
銀行へ入金した金額を合計すればよいですか?
いいえ。
現金手渡しの場合、受け取った報酬の一部をそのまま生活費として使っていることがあるため、銀行入金額だけでは年間収入を把握できない場合があります。
領収書も残っていません
まず売上を整理し、その後に経費を整理します。
経費についてはカード明細や通販履歴などから確認できる場合があります。詳しくは風俗嬢・デリヘル勤務で領収書がない場合をご覧ください。
何年も確定申告していません
まず、確定申告していない各年について、店舗と収入を年ごとに整理します。
無申告そのもののリスクや税務署に分かるきっかけについては、水商売で確定申告していない場合もご確認ください。
過去分を申告すると税金を払えそうにありません
税金が払えるかどうかと、正しい内容で申告することは別です。
まず売上と経費を整理して納税額を確定させます。
納税資金が足りない場合は、風俗嬢が税金を払えない場合をご覧ください。
まとめ|明細がなくても過去の売上を整理して申告する
昔の報酬明細が残っておらず、過去にいくら稼いだか分からない場合も、そのまま申告しないという選択はしません。
現在残っている資料から、年ごと・店舗ごとに収入を整理して確定申告を行います。
最初に確認するのは、年間売上の金額ではありません。
まず、
- 何年に働いていたか
- どのお店で働いていたか
- いつからいつまで在籍したか
- その期間にどの資料が残っているか
- 店舗ごとにいくら受け取っていたか
という順番で整理します。
その際は、次のような資料を探してください。
- 報酬明細・給与袋
- 店舗マイページ
- LINE
- 銀行履歴
- 売上メモ
- 出勤表・カレンダー
- 写メ日記・SNS
- 写真
- ホテル予約
- 新幹線・飛行機などの交通履歴
5店舗働いていたうち2店舗しか明細がない、昔の出稼ぎ先を思い出せない、すべて現金手渡しだったという状態でも、分かるところから順番に整理します。
一方で、資料がないことを理由に、年間売上を記憶だけで作ったり、銀行へ入金した現金だけを売上にしたり、覚えている店舗だけ申告したりしてはいけません。
過去の資料は時間が経つほど失われていきます。
自分ですべての数字を計算してから問い合わせる必要はありません。
現在手元に残っている資料だけでも構いません。
