
国税の猶予では、申請書と現在の財産・収支を示す資料を確認します。未申告の方は税額の確認から必要です。通知と今の資料をもとに、当センターへ申告と必要な対応をお知らせください。
この記事のポイント
- 申請の種類と金額で添付書類を確認する
- 申請時点の資金、月の収支、臨時支出を分ける
- 未申告の整理と猶予の許可は別に進める
お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。
この記事では、新宿風俗確定申告センターの税理士、坂根崇真が解説します。
払えないときの制度・連絡先・対処全体は「風俗の税金を払えないときの対処法」で説明しています。ここでは、国税の猶予申請へ渡す財産・収支資料を扱います。
分割の希望だけでなく、申請書と財産・収支の資料が必要
所得税などの国税を一度に払えない場合は、状況に応じて換価の猶予や納税の猶予を検討します。正式な猶予の申請には、申請書のほか、現在の財産や今後の収支が分かる書類が必要です。「毎月この額なら払いたい」という希望だけで決まるものではありません。
未申告の年がある方は、まずどの年のいくらの税金が必要かを確認する作業もあります。新宿風俗確定申告センターへ「申告が済んでいないうえ、税金を一括で払うのも難しい」とお伝えください。申告書の作成と、納付に向けた資料の確認を分けて進めます。
猶予の種類ごとに要件と期限があり、希望した分割額が必ず認められるわけではありません。税務署から指定された期日があれば、その書類も最初にお知らせください。税理士へ依頼したことだけで期限や差押えへの対応が自動的に止まるものではありません。
猶予申請で使う書類は、申請の種類と金額で確認する
換価の猶予と納税の猶予では申請書が異なります。すでに税務署から書類を案内されている方は、その名称を残してください。納付を求められた書類と、猶予を申請する書類も分けます。
財産・収支を示す添付書類は、猶予を受けようとする金額により確認します。未確定の延滞税を除いた金額が100万円以下の場合は財産収支状況書、100万円を超える場合は財産目録と収支の明細書が基本です。申請中や猶予中のほかの国税があれば、その額を含める取扱いも確認します。
| 書類 | 主に確認する内容 |
|---|---|
| 換価の猶予申請書/納税の猶予申請書 | 対象税金、一時に払えない事情、申請額、納付計画等 |
| 財産収支状況書 | 現在の資金、平均的な収支、分割計画、財産・借入等 |
| 財産目録 | 預金、現金、財産、売掛・貸付、借入等 |
| 収支の明細書 | 直前1年、今後の収支、臨時入出金、今後の税金、計画等 |
| 事情・担保に関する資料 | 該当する猶予理由や担保の確認に必要なもの |
表のすべてを全員が出すわけではありません。申請の種類・金額と本人の事情に合うものを確認します。記載欄へ無理に数字を当てはめるより、通知書や明細、口座などの元資料を用意するところから進めます。
「現在納付可能な資金」は、申請時点で確認する
申告対象年の12月31日の残高と、猶予を申請する時点の手元資金は同じではありません。猶予の資料では、申請時点の現金や預金等を確認し、直ちに納付へ充てられる金額を整理します。
口座にあるお金のうち、直近の仕事や生活を続けるために必要な部分があれば、その事情と支払時期を示します。単に「生活費に使うから全額払えない」と書くだけではなく、何の支払いが、いつ、いくら必要かを元資料から確認します。
説明例として、本人の現金と預金が合計350,000円あり、直近の家賃・生活・仕事に必要な支払いとして確認した額が240,000円なら、差額は110,000円です。これは計算の説明で、税務署が必ず110,000円を認める例ではありません。必要な資金の範囲と、ほかの財産等を合わせて確認します。
| 確認する時点・資料 | 何に使うか |
|---|---|
| 申請時点の口座・現金 | 今ある資金と、既に払った額を区別 |
| 直近の請求と支払予定 | 納付へ回せない事情と時期を示す |
| 未受取りの報酬 | 今すぐ使える現金と回収予定を分ける |
| 借入・保有財産 | 返済、担保、処分可能性等の確認 |
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平均的な月の収支と、一時的な入出金を分ける
月の報酬が変動する方は、通常の月の見込みと、特別な入出金を分けます。一度だけ多かったバックを毎月続く収入にするのではなく、今後の勤務予定と実績から説明します。確定していない予定を実額へ見せかける必要はありません。
収支の明細書では、直前1年の月別の状況と、今後の平均的な月の見込みを確認します。さらに、一時的な入金や支払い、今後の税金等を分ける欄があります。本人が月別帳簿を完成させていない場合は、その状態もお伝えください。
説明例として、毎月の収支差額の見込みが80,000円でも、ある月に必要な臨時支出30,000円があれば、その月の資金は同じではありません。さらに今後の税金に備える額等も確認します。80,000円を何も調整せず全月の分割額として約束する例ではありません。
申告上の経費と、納付計画の支出は同じ欄ではない
必要経費を差し引いて所得を計算する確定申告と、実際にどれだけお金を払えるかを示す収支資料は、目的が違います。納付計画で生活費を確認することと、その生活費をすべて仕事の経費にすることは別です。
たとえば減価償却費は、申告の所得計算へ使っていても、同じ額の現金が毎月出ていくとは限りません。借入の元金返済は現金の支出でも、仕事の必要経費そのものとは限りません。申告の損益だけを、資金の収支へそのまま写さないようにします。
カードの引落しも、購入時の費用と支払時期がずれることがあります。生活費、仕事の支出、過去購入分の返済など、どの金額がどの支払いかを明細から確認します。本人が科目や書式を判断するより、元の資料を当センターへお渡しください。
今後の所得税・住民税・国保の支払いも見込む
過去の税金だけを払える計画にして、今年や翌年に必要な税金・保険料が払えなくなると、資金繰りが続きません。収支資料では、今後の国税、地方税、社会保険料等の支払いも確認します。
通知があるものは、税目と金額、納期を残します。まだ金額が決まっていないものは、見込みと根拠を分けます。毎月の支出へ入れた金額と、別の欄で計上する将来の納付を重ねないように、書式の案内に沿って確認します。
税務署が扱う国税の猶予で、住民税や国保の支払いまで一括して猶予されるわけではありません。それぞれの通知と連絡先を分け、必要な手続きを確認します。納付先を無視して一つの分割契約が成立したことにはしません。
資料が足りないときは、提出期限と不足している項目を伝える
通帳の一部や生活費の資料がすぐ用意できなくても、指定された連絡日や提出期限を放置しないでください。担当部署へ、どの資料が不足し、現在何が確認できるかを伝えて進め方を確認します。
税務署から申請書の補正や追加資料を求められたら、その通知を残します。最初の提出だけで審査が終わったと決めず、求められた項目へ対応します。申請した事実と、許可された事実も別です。
許可があった場合は、通知の金額・期間・納付日を確認します。希望した計画と異なる場合もあります。途中で支払いが難しくなった場合は、約束した納付日の前に担当部署へ事情を伝え、必要な対応を確認します。
猶予の準備で渡したい資料
- 税金の情報:納付書、通知、申告書、納付済みの記録、担当者と期日
- 今ある資金:申請時点の現金・預金・保有財産等
- 収入と支出:報酬明細、給与、生活費・仕事の請求、借入返済
- 今後の予定:休業・復帰、臨時入出金、税金・保険料の納期
未申告の整理と納付への対応を、今の状況から依頼する
税金を一度に払えず、申告にも手を付けられていない方は、新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。未申告の年と税務署からの通知、今の資金の状況を伺います。
当センターへ、売上・経費の整理、会計入力、申告書の作成・提出をご依頼いただけます。猶予の申請や税務署対応も含めたい方は、その希望をお伝えください。通常の申告と追加で必要な対応の範囲・費用を確認してご案内します。猶予を許可するのは税務署であり、許可や希望の分割額を保証するものではありません。
よくある質問
分割を希望すれば、自動的に猶予されますか?
自動ではありません。制度の要件と申請書類、財産・収支を確認し、税務署が審査します。
申告で計算した所得を、そのまま納付可能額にしますか?
所得と資金の収支は違います。現金が動かない費用、借入返済、生活費等を分けて確認します。
資料が途中でも新宿風俗確定申告センターへ頼めますか?
はい。未申告の年、通知と期日、今ある資料をお知らせください。申告と猶予等の対応を分け、依頼範囲・費用をご案内します。
現在の状況から新宿風俗確定申告センターへご依頼ください
猶予の書類が分からず、申告や納付が止まっている方は、新宿風俗確定申告センターへ今の状況をお聞かせください。通知と現在の資料から、申告と必要な追加対応の範囲をご案内します。
お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。
