風俗嬢

風俗嬢のインボイス登録で本名はバレる?源氏名・住所の注意点

坂根 崇真

新宿風俗確定申告センター代表税理士(登録番号133046号)。
年間400件以上の税務相談に対応。
風俗・夜職の確定申告をはじめ、現金日払い、明細なし、過去の無申告、税務調査にも、現在残っている資料から対応します。

悩む女性
お店からインボイスの登録番号を聞かれました。登録すると本名がネットに出るの?登録しないと雑費が増えるとも言われていて、どうすればいいか分かりません。

個人事業主の風俗嬢がインボイス登録をすると、国税庁の公表サイトに氏名が公表されます。ただし、源氏名や在籍するお店、自宅住所まで、自動的に公開されるわけではありません。

お店から業務委託の報酬を受け取っている方の場合、登録番号を求められるのは、主にお店がキャストへの支払いについて消費税の仕入税額控除を受けるためです。通常、お客様一人ひとりへキャストの登録番号を渡す話ではありません。

確認したいのは、本名などの公表範囲、お店から提示された報酬・雑費の条件、登録後に自分で納める税金です。新宿風俗確定申告センターでは、お店からの案内や報酬明細をもとに、登録状況と申告が必要な税金を確認し、会計入力から確定申告書の作成・提出まで対応します。

この記事のポイント

  • インボイス登録で氏名は公表されるが、源氏名や在籍店が自動的に載るわけではない
  • お店が番号を求める主な理由は、キャストへの報酬に係る仕入税額控除
  • 源氏名と同じ屋号や、自宅と同じ事務所所在地の追加公表は慎重に考える
  • 登録は任意。お店の引かれ物と、登録後の消費税・申告費用を合わせて判断する
  • お店から「インボイス分」を引かれていても、自分の申告が済んだことにはならない
  • 番号の取得だけでは申告は終わらない。報酬・経費・登録日を整理して申告する

お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。

新宿風俗確定申告センター

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この記事では、新宿風俗確定申告センターの税理士、坂根崇真が解説します。

確定申告全体の流れは「風俗の確定申告のやり方」をご確認ください。

風俗嬢のインボイス登録で、本名・住所はどこまで公表される?

インボイス登録で公表されるのは、登録した事業者の氏名や登録番号などです。「この風俗店の、この源氏名の女性です」という在籍情報を公開する制度ではありません。

個人事業主として登録する場合は、必ず公表される項目と、本人が希望して追加公表する項目を分けて確認しましょう。

情報 個人事業主の場合の公表範囲
氏名 公表される。好きな源氏名に置き換えることはできない
登録番号・登録年月日 公表される
登録取消し・失効の年月日 取消しや失効があった場合に公表される
個人の自宅住所 住所そのものは公表事項ではない
主たる屋号・主たる事務所所在地等 本人が公表を申し出た場合に追加で公表される
源氏名・在籍する風俗店 その情報が登録によって自動的に公表されるわけではない
年収・確定申告の内容 公表サイトの掲載項目ではない

本名が公表されることと、風俗の仕事が分かることは別

公表サイトに氏名が載っても、勤務先の店名や仕事内容が一緒に表示されるわけではありません。確定申告した売上や、どのお店から報酬を受け取ったかが公開されるものでもありません。

ただし、源氏名と同じ屋号を追加公表したり、源氏名のSNSで自分の登録番号を公開したりすれば、別々だった情報が結びつく可能性があります。

「登録したら必ず風俗の仕事がバレる」と決めつけず、氏名以外に何を公表するか、自分の番号をどこで扱うかを確認します。本名公表への不安だけで、まだ必要かどうか分からない手続きを急ぐ必要はありません。

国税庁の公表サイトは、名前ではなく登録番号で検索する

国税庁の公表サイトには、氏名や源氏名から検索する機能はありません。登録番号を入力すると、その番号に対応する氏名などが表示されます。

このため、お店に登録番号を伝えれば、お店は公表されている氏名も確認できます。一方で、源氏名しか知らないお客様が、公表サイトの検索欄へ源氏名を入れて本名を調べられる仕組みではありません。

これは国税庁サイトの検索方法についての説明です。ほかの公開情報との照合まで防げるという意味ではないため、仕事用のプロフィールへ番号を不用意に掲載しないようにしましょう。

お店がキャストにインボイス登録を求めるのはなぜ?

お店が消費税を原則的な方法で計算している場合、キャストへの業務委託報酬に含まれる消費税を差し引くため、インボイスや必要事項を満たした仕入明細書などが重要になります。

消費税の計算では、お店が売上に係る消費税から、仕入れや外注費などに係る消費税を差し引きます。この差し引く仕組みが「仕入税額控除」です。仕入れには、商品を買うことだけでなく、事業のためにサービスの提供を受けることも含まれます。

キャストがお店から業務委託の報酬を受け取る働き方では、その報酬がお店の課税仕入れになるため、「インボイス登録をしていますか」「登録しているなら番号を教えてください」と確認されることがあります。

未登録だから、お店の経費にできないわけではない

「登録していない女の子への支払いは、お店の経費にできない」と説明された場合は、経費の話なのか、消費税の控除の話なのかを分けて考えます。

インボイス未登録であることだけを理由に、仕事に必要な業務委託報酬が経費でなくなるわけではありません。また、登録していない相手からサービスを受けた場合も、その取引が課税仕入れに当たらなくなるわけではありません。

変わるのは、主に消費税の仕入税額控除について、必要な書類や認められる控除の範囲です。未登録者への支払いにも一定の経過措置があるため、「登録がなければ、お店は必ず消費税相当額を全額損する」という説明も正確ではありません。

お店が簡易課税の場合と、給与として働いている場合は分ける

お店が「簡易課税」という方法で消費税を計算している場合は、売上に係る消費税から、業種ごとに決められた割合で仕入税額控除を計算します。その計算のために、キャストからのインボイスを保存する必要はありません。

また、キャストがお店に雇用され、給与を受け取っている場合、給与の支払いは課税仕入れではありません。インボイス登録をしただけで、給与がお店の仕入税額控除の対象になることもありません。

お店の申告方式まで自分で調べ上げる必要はありませんが、「全員登録が必要」と言われた場合は、登録を求める理由と、登録しない場合の取扱いを確認しましょう。

契約書の名前だけでなく、働き方や報酬の実態が関係します。給与と業務委託の違いは「風俗嬢は個人事業主?給与と開業届の注意点」で解説しています。

登録番号は、お店との報酬精算でどのように使う?

お店から報酬を受け取るキャストが、通常確認するのは、お店に提出する登録情報と、お店が作成する報酬・支払いの明細です。接客のたびに、お客様へ自分の登録番号を渡すことを前提に準備するものではありません。

お店自身がお客様との取引について発行する領収書と、お店がキャストへの報酬を処理するための資料は別です。お店から番号を聞かれたら、まずは報酬精算に必要な情報の確認として受け止め、提出先と用途を確かめましょう。

お店が作成する「仕入明細書」などでも対応できる

仕入税額控除のための書類は、必ずキャスト側が作成して渡さなければならないわけではありません。お店が必要事項を記載した仕入明細書などを作成し、キャストがその内容を確認する方法も認められています。

「支払通知書」「報酬明細書」などの名前でも、書類の中身と確認の仕組みが重要です。お店が金額を記載しているだけで、自動的に要件を満たすわけではありません。

キャスト側では、自分の登録番号や報酬額に間違いがないかを確認し、受け取った明細を残します。日払いで受け取る場合は、月末の明細が日払い分をまとめたものなのか、別の追加支払いなのかも確認しておきましょう。

お店との精算で見る項目 確認しておく内容
登録番号と氏名・屋号 自分の登録情報と一致しているか
対象となる期間・報酬 何月分か、日払いと月末精算が重複していないか
税率・消費税額等 税込・税抜の扱いが、お店からの説明と合っているか
雑費・手数料などの控除 何の費用が、どの金額を基準に引かれているか
内容の確認と明細の保管 誤りを伝える方法があり、自分も明細を保存できるか

この表はキャストが報酬を確認するための着眼点です。お店が仕入税額控除に使う書類には、作成者の名称や取引内容など、ほかにも必要な記載事項があります。ご自身で書式を一から作り直す前に、お店がどのような明細を用意するか確認してください。

「番号を教えたから、申告もお店が済ませている」ではない

お店がキャストの番号を使って仕入税額控除を計算することと、キャスト本人の消費税申告を行うことは別です。

お店の経理担当者へ番号を提出し、毎月の報酬明細を受け取っていても、それだけで自分の所得税や消費税の申告が終わるわけではありません。

登録手続きを手伝ってもらった場合も、登録後の申告を誰が行うかまで確認します。「お店に任せてあるつもりだった」という方は、登録通知書や申告書の控えがあるか、まず手元の資料を確認してください。

源氏名・屋号・住所は、何を公表するか自分で確認する

源氏名で働いていることと、インボイス登録で氏名を公表することは別の問題です。屋号を使えば自動的に本名を隠せる、という仕組みではありません。

特に確認したいのは、自分が普段使っている源氏名と、自宅住所に結びつく任意の公表項目です。

源氏名と同じ屋号を追加公表すると、本名と結びつきやすくなる

屋号は、個人事業で使う名称です。国税庁の公表サイトでは、本人が申し出た場合に、主たる屋号を氏名と一緒に公表できます。

源氏名として使っている名前を屋号にして、その公表を申し出ると、氏名とその屋号が同じ情報に載ります。「本名ではなく源氏名を載せたい」というつもりでも、氏名の代わりに屋号だけを載せる手続きではありません。

屋号があることと、その屋号を公表サイトへ追加掲載することは別です。お店が登録事業者かどうかを確認するためだけに、必ず源氏名まで追加公表しなければならないわけではありません。

税務署へ住所を伝えることと、自宅を公表することは別

個人事業主の自宅住所そのものは、公表サイトの掲載項目ではありません。ただし、自宅を主たる事務所として、その所在地の追加公表を申し出れば、自宅と同じ場所が表示されます。

申請書に税務上必要な住所を正しく記載することと、事務所所在地を一般に公表することは分けて確認しましょう。

手続きを誰かに任せる場合も、「主たる屋号と事務所所在地は追加公表する内容になっていますか」と確認し、提出する書類の控えを受け取ってください。公表の必要性が分からない項目まで、流れで申し出ないことが大切です。

お店の明細が源氏名表記でも、公表サイトの氏名は別に残る

取引書類では、事業者を特定できる場合に、屋号などを使える取扱いがあります。ただし、書類の名前を源氏名や屋号にすれば、公表サイトの氏名まで置き換わるわけではありません。

お店の支払明細が普段の源氏名で作られている方は、登録情報と誰の報酬なのかが対応しているかを確認します。同じ源氏名の人がいる場合や、途中で源氏名を変えた場合は、明細を見ただけで取り違えが起きないようにしておきましょう。

お店への番号提出と、不特定多数への公開を分ける

必要な情報をお店の経理担当者へ伝えることと、ほかのキャストやお客様も見られる場所へ掲載することは同じではありません。登録番号の提出が必要な場合は、用途と提出先を確認します。

入店時に身分証を提出している方であれば、お店はすでに本名を把握していることもあります。インボイスによって初めてお店へ本名を明かす話なのか、ネット上の公表や店内での共有範囲が不安なのかを分けると、確認事項がはっきりします。

経理担当者への個別提出など、受け渡し方法を確認する

お店から登録情報を求められたら、番号と登録日などの必要事項を伝えるのか、登録通知書の写しを提出するのかを確かめます。

全員が見られるグループチャットへの送信を指定された場合には、経理担当者への個別送信でよいかを尋ねる方法があります。たとえば、次のように伝えられます。

登録情報は個人情報を含むので、経理担当の方へ個別に提出したいです。必要な項目と、送付先を教えてください。

正しい登録情報を伝えることは必要ですが、提出する理由の分からない本人確認資料までまとめて送る必要があるかは確認できます。登録番号の確認と、マイナンバーなど別の手続きに使う情報の確認も混同しないようにします。

登録通知書や明細を、仕事用SNSへ載せない

登録番号はお店との報酬精算で使う情報であり、写メ日記やXのプロフィールに載せるためのものではありません。

「登録が終わった」「税金の準備をしている」と書類の写真を投稿すると、氏名を隠していても、残った登録番号から氏名を確認される可能性があります。税務書類の画像を公開しないことが、こうした見落としを避ける方法になります。

お店や税理士へ提出・保存する正式な資料は、そのまま残してください。SNSで見せないことと、申告に必要な記録を消すことは別です。

家族と同居している方は、連絡先や資料の置き場所も決める

公表サイトに在籍店が載らなくても、家族が登録通知書やお店とのやり取りを見れば、事業をしていることを知るきっかけにはなります。

共用のメールアドレスや端末を使っていないか、紙の資料をどこへ置くかを確認しましょう。新宿風俗確定申告センターへ依頼する際も、家族に仕事を話していない方は、希望する連絡方法をお伝えください。

税務署や自治体からの連絡をすべて止められるわけではありませんが、当センターとの資料の受け渡しなど、配慮が必要な事情を確認して進めます。

「未登録なら雑費が増える」と言われたら、何を確認する?

悩む女性
本名の公表は気になるけれど、登録しないと手取りが減るみたいです。引かれなくなるなら、登録したほうが得なのでしょうか?

登録によって引かれ物が減っても、その分がすべて自分の利益になるとは限りません。登録後に納める消費税と、申告に必要な費用や手間を合わせて考えます。

最初に確認するのは、「インボイス分」「雑費」「消費税」などと呼ばれている金額が、具体的に何の控除なのかです。名称が似ていても、税金の前払いとお店の手数料では扱いが異なります。

引かれている金額の名前だけで、税金を払ったと思わない

お店からの説明・明細の項目 区別して確認すること
インボイス未登録による手数料 登録していないことを理由とする報酬の調整・費用なのか
雑費・送迎費など 仕事上の何の支払いか。インボイス登録後も残る費用なのか
源泉所得税 実際に所得税として源泉徴収されている金額か
「税金」「消費税」とだけ記載 誰のどの税金を意味するのか。手数料と混同していないか

お店が自分の消費税負担を補うために報酬から一定額を引いていても、キャスト本人の消費税を代わりに申告・納付したことにはなりません。

また、実際の源泉所得税は、所得税の確定申告で精算する税金です。お店に支払った手数料を、源泉所得税と同じように申告書から差し引くことはできません。

報酬自体の減額なのか、別途負担する費用なのかによって、売上と経費の整理も変わります。手取り額だけを集計するのではなく、総額と引かれ物が分かる明細を残しましょう。詳しくは「風俗の雑費・引かれ物と確定申告」をご確認ください。

月々の差額を確認しても、それだけで登録を決めない

たとえば、お店が計算の基準とする報酬が月60万円で、未登録を理由にその3%、月18,000円が引かれている場合を考えます。同じ条件が12か月続けば、年間の控除額は216,000円です。

これは報酬条件の違いを見るための仮定例であり、法定の控除率や実際のお客様の事例ではありません。お店から「登録すればこの控除をなくす」と言われているなら、まずこの差額を把握します。

次に、登録後の消費税がどのくらいになるか、申告にかかる費用はいくらか、ほかのお店の報酬にも影響するかを確認します。一般の雑費や送迎費もすべてなくなると、思い込まないことも大切です。

報酬の差額だけでなく、納税した後に残るお金で比較しましょう。税額の計算方法や登録の損得は「風俗嬢の消費税とインボイス登録の判断基準」で解説しています。

お店の登録要請と、一方的な減額は分けて考える

インボイス登録を求めること自体が、直ちに違法になるわけではありません。一方、十分な話合いをせず、一方的に著しく低い報酬へ変更するなどの対応は、取引関係や事情によって法令上の問題となる場合があります。

「インボイス制度だから必ず報酬の10%を引くと法律で決まっている」というものではありません。変更前後の金額、変更する理由、適用開始日について、お店からの説明を残しておきます。

報酬の変更自体に争いがある場合の法的対応と、申告書で報酬・経費をどう扱うかは別の問題です。新宿風俗確定申告センターへは、まず受け取った明細と説明内容をお伝えください。税務上の整理に必要な内容を確認します。

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公開投稿でも見られる、本名公表とお店の控除への不安

インボイスへの不安は、本名が公表されることだけではありません。「お店から引かれているお金は何なのか」「自分の申告も必要なのか」という疑問もあります。

以下は公開投稿・質問の要約で、当センターのお客様の事例ではありません。投稿内の税務に関する意見ではなく、書かれている不安や疑問を取り上げます。

noteに書かれた「本名が知られることへの不安」

2022年6月21日公開のnoteで、投稿者の「つくねちゃん」は、インボイス制度による本名公表が、ストーキングや嫌がらせにつながらないかという不安に触れています。また、自分の青色申告を夜職に詳しい税理士へ依頼しているという経験も記載しています。

この投稿は制度開始前のもので、当時の制度説明を現在の判断にそのまま使うことはできません。ただ、税金を納めることと、仕事上の名前を私生活から分けたいという気持ちは、別々に考える必要があると分かります。

本名公表が心配な方は、登録する前に、任意の公表項目とお店への情報の渡し方を確認します。未登録のままでも必要な確定申告は行えるため、心配を抱えたまま申告まで止める必要はありません。

Yahoo!知恵袋の「10%引かれているなら申告済み?」という質問

2023年10月12日のYahoo!知恵袋には、風俗嬢として働くという投稿者から、制度導入後に報酬から10%引かれており、それがお店による自分の税金の手続きなのかを尋ねる質問が投稿されています。

この質問だけでは、実際に引かれている金額の性質までは判断できません。ただし、「インボイスを理由にお金が引かれること」と「本人の税金の申告が済むこと」は違います。

同じような明細を受け取っている方は、未登録による手数料なのか、源泉所得税なのか、ほかの費用なのかを確認してください。明細の項目名だけで分からない場合は、お店からの説明も一緒に残しておきましょう。

公開投稿への回答には、古い制度や断定的な説明が混じることもあります。自分の扱いを決めるときは、投稿者と同じ業種かどうかだけでなく、契約・登録状況・実際の明細をもとに判断します。

お店から登録を求められたときの確認事項と伝え方

お店へ返事をする前に、現在の登録状況、報酬条件、提出する情報、登録後の申告を確認しましょう。すべての税金を自分で計算してからでなければ、話を進められないわけではありません。

「登録しているかの確認」と「新しく登録する申請」を分ける

お店から「番号を書いてください」と渡された用紙が、すでに登録済みかを確認する書類であれば、未登録の方はその状況を伝えます。番号欄があるという理由だけで、新規登録を急ぐ必要はありません。

一方、税務署へ出す登録申請書の記入を求められている場合は、その提出によって新たに登録を受ける手続きになります。公表内容や消費税への影響を確認してから進めましょう。

自分が登録済みか分からない方は、過去の登録通知書や、手続きを依頼した相手からの連絡を確認します。お店からの案内には、提出先と期限も含めて目を通しておきます。

お店には、報酬と明細の変更点を具体的に確認する

確認すること 聞いておく内容
未登録の場合の扱い 現在の条件で働けるか、報酬や手数料に変更があるか
登録した場合の扱い どの控除がなくなるか、税込・税抜の報酬条件はどうなるか
変更の時期 どの報酬・いつの精算分から新しい条件になるか
登録情報の提出方法 経理担当の連絡先と、必要な情報・書類
支払いの明細 どのような明細を受け取り、内容を確認するか

登録日と、お店が報酬条件を変更する日は、必ず同じとは限りません。「申請した日から」「番号を提出した月から」など、説明が曖昧な部分は確認しておきます。

複数のお店で働いている方は、各店の条件を分けて残してください。登録を求めるお店が一つでも、登録後の税金はそのお店の報酬だけで判断するものではありません。

お店に送るメッセージ例

インボイスの件ですが、今は未登録です。登録した場合と未登録のままの場合で、報酬や引かれ物がどう変わるか教えてください。変更になる時期と、登録後に受け取る明細も確認したいです。

本名の公表と、自分の消費税の申告について確認してから返事をしたいと思っています。登録情報が必要になった場合の提出先も教えてください。

すでに登録している方は、冒頭を「登録はしています」に変え、登録日や報酬条件を確認します。お店から受け取った返答は、スクリーンショットやメールなどで保存しておきましょう。

新宿風俗確定申告センターへ申告を依頼する際は、このやり取りと現在の明細をお送りください。引かれ物の内容や登録状況を踏まえて、整理する報酬と申告の範囲を確認します。

すでに登録して本名が公表されている方は、何をすればよい?

まずは、自分の登録番号で公表内容を確認し、氏名だけなのか、屋号や事務所所在地も載っているのかを見てください。同時に、登録日と消費税申告の状況も確認します。

公表内容への対応と、申告への対応は並行して進められます。本名のことが気になっていても、すでに必要になっている申告を後回しにしないようにしましょう。

屋号・事務所所在地の追加公表は、変更や取りやめの手続きがある

任意で公表した屋号や事務所所在地については、「適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書」で、変更や公表の取りやめを行う手続きがあります。

ただし、氏名は法定の公表事項です。任意の項目を取りやめる手続きと同じように、好きに非公表へ変えられるわけではありません。

自分で申請した内容が分からなければ、申請時の控えを確認します。変更後は公表サイトの表示も確かめますが、以前に渡した書類や、すでに保存された情報まで自動的に消えるものではありません。

登録日以後の報酬と、消費税申告の有無を確認する

それまで免税事業者だった方が年の途中で登録した場合は、原則として登録日以後の課税取引について、消費税の申告を確認する必要があります。

登録通知書が届いた日や、お店へ番号を教えた日だけで区切るのではありません。通知書にある登録年月日を確認し、対象となる報酬と経費を整理します。

所得税だけを申告していた方や、お店に登録を手伝ってもらった後は何もしていない方は、登録通知書と過去の申告書を一緒にご用意ください。新宿風俗確定申告センターで、申告が必要な年と税金を確認します。

移籍・引退をしても、登録が自動的になくなるわけではない

インボイス登録はお店ごとではなく、事業者本人について行うものです。A店を辞めてB店へ移っても、それだけで登録がなくなったり、新しい番号になったりはしません。

仕事を辞める場合も、退店、個人事業の廃業、インボイス登録を取りやめる手続きは分けて確認します。登録を取りやめても、直ちに過去の公表情報が消えるわけではなく、消費税の納税義務が続く場合もあります。

引退する年の報酬と必要な届出は「風俗を辞めた後の確定申告と税金」をご確認ください。源氏名や屋号の変更だけで、登録番号を自由に変更することもできません。

本名公表が心配でも、必要な確定申告は進められる

インボイス登録は任意です。所得税の確定申告をしただけで、インボイス登録が自動的に行われ、氏名が公表サイトへ載るわけではありません。

「登録はまだ決めていないけれど、今年の確定申告はきちんと済ませたい」という方は、報酬と経費の資料を先に整理できます。開業届や青色申告の手続きも、インボイス登録とは別です。

未登録なら、すべての税金が不要になるわけではない

所得税の申告が必要かどうかは、インボイス登録の有無ではなく、所得や働き方などで判断します。未登録の方でも、必要な所得税・住民税への対応は変わりません。

また、消費税は登録していなければ必ず免税になるというものではありません。前々年の課税売上高が1,000万円を超える場合などは、登録の有無とは別に納税義務の判定が必要です。

過去に申告していない年がある方も、登録をどうするかと並行して、残っている明細や記録から報酬を整理しましょう。本名公表への不安と、未申告のままにしておくことを一緒にしないことが大切です。

登録後は、番号を求めたお店の報酬だけを申告するものではない

複数のお店で働く方が、一つのお店からの要請をきっかけに登録した場合も、消費税は本人の対象期間における課税取引をまとめて計算します。

A店から番号を求められ、B店からは何も言われていなくても、B店の事業上の報酬を消費税の計算から除けるわけではありません。風俗以外の事業収入がある場合も、その内容を確認します。給与は別の扱いです。

各店で明細の書式や引かれ物が異なる場合は、店ごとに資料を分けてお送りください。集計の考え方は「風俗を複数店舗で掛け持ちした場合の確定申告」で解説しています。

風俗嬢のインボイス登録と本名でよくある質問

お店が登録していれば、私も登録済みということですか?

お店の登録と、キャスト本人の登録は別です。お店が登録番号を持っていても、あなた自身が登録したことにはなりません。

本人の登録状況を聞かれた場合に、お店の番号を自分の番号として伝えないようにしてください。過去に手続きを任せたことがある方は、自分宛ての登録通知書を確認しましょう。

インボイス登録番号とマイナンバーは同じですか?

別の番号です。個人事業主のインボイス登録番号は「T」と13桁の数字で構成され、マイナンバーは使われません。

お店からインボイス番号を聞かれた際に、代わりにマイナンバーを伝えるものではありません。どちらの情報を何の手続きに使うのかを確認してください。

結婚前の名字でインボイス登録の氏名を公表できますか?

住民票に旧姓が併記されている場合など、一定の要件と手続きにより、旧姓での氏名を公表できる制度があります。

好きな源氏名を選んで公表できる制度ではありません。結婚前の氏名で事業を続けている方は、現在の登録情報と本人確認の資料を合わせて確認します。

税理士に申告を任せれば、本名を公表せずに登録できますか?

税理士が手続きを行っても、登録事業者本人の氏名が公表される仕組みは変わりません。税理士へ依頼することと、匿名で登録できることは別です。

一方、まだ登録していない方は、登録を急がず必要な確定申告から進めることもできます。お店の要請、任意の公表項目、登録後の申告を分けて確認します。

税理士へ依頼するときも、本名や仕事内容を伝える必要がありますか?

正しい申告と本人確認のため、必要な氏名・住所・仕事内容などはお伝えいただきます。お客様などへ公開することとは異なります。

新宿風俗確定申告センターでは、風俗・水商売で働く方の申告をお引き受けしています。仕事内容を別の仕事に言い換える必要はありません。周囲に仕事を話していないなどの事情も、資料の受け渡し方法と合わせてお知らせください。

インボイスの不安も、風俗の確定申告とまとめてお任せください

お店へ登録番号を伝えるだけでは、本人の消費税や所得税の申告は終わりません。登録状況を確認し、年間の報酬・経費・控除を整理して、必要な申告を行うことが大切です。

新宿風俗確定申告センターでは、報酬明細や領収書などをもとに、会計入力から確定申告書の作成、税務署への提出までまとめてお引き受けします。

引かれ物や登録日を、ご自身で判断し終えてから依頼する必要はありません

明細の「税金」「インボイス分」という項目の意味が分からない方も、書類とお店からの説明をそのままお送りください。報酬の総額、店舗控除、実際の源泉所得税を分け、申告に必要な内容を確認します。

登録済みの方は、登録日と過去の申告状況を合わせて確認します。複数のお店で働いている方、昼職の給与がある方、途中で引退した方も、関係する資料をまとめてお送りいただけます。

消費税申告や届出が必要な場合は、その業務範囲と費用をご案内します。必要な資料と進め方が分からないまま、苦手な帳簿づけや申告を一人で抱え込む必要はありません。

お店からの案内と、手元の明細からお知らせください

インボイスと確定申告を依頼するときの資料

  • お店からの案内:登録要請のメッセージ、報酬・雑費の変更が分かる説明
  • 登録に関する資料:登録通知書、申請書の控え。未登録の場合は、その状況
  • 報酬と経費:報酬明細、仕入明細書、日払いメモ、銀行履歴、領収書、途中までの帳簿
  • ほかの収入と控除:別のお店の明細、昼職の源泉徴収票、国保・年金などの資料
  • 過去の申告:申告書の控え、申告していない年や資料が不足している期間

たとえば、「デリヘルで日払いの報酬を受け取っています。お店から登録を求められていますが、本名の公表が不安です。明細はありますが、まだ確定申告をしていません」のように、現在の状況をお伝えください。

ご依頼後に必要な資料と受け渡し方法をご案内し、申告内容をご確認いただいたうえで税務署へ代理提出します。メール・電話でのご依頼にも対応しているため、新宿までお越しいただく必要はありません。

本名公表やお店の引かれ物が気になりながら、申告の準備まで後回しになっている方も、今ある資料から進められます。報酬の整理から年間の確定申告まで、まとめてお任せください。

お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。

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新宿風俗確定申告センターにまずはお悩みをお聞かせください。

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