
アプリに表示されない過去の取引も、銀行から明細を取得できる場合があります。取得できない期間があっても、ほかの資料と合わせて確認します。まず申告したい年と今ある資料を当センターへお伝えください。
この記事のポイント
- アプリの表示期間と明細の発行可能期間は別
- 必要な年・口座を絞って確認する
- 銀行履歴だけでなく店舗明細や現金記録も使う
お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。
この記事では、新宿風俗確定申告センターの税理士、坂根崇真が解説します。
同じ口座に報酬と生活費が混ざっている方は「夜職の混在口座と帳簿の整理」をご確認ください。ここでは、過去の銀行履歴が見られないときの資料集めと申告依頼を説明します。
アプリで履歴が見られなくても、申告を諦めないでください
銀行アプリに昔の入出金が表示されない場合も、銀行で取引明細などを取得できることがあります。アプリの表示期間と、銀行へ発行を依頼できる記録の期間は同じとは限りません。まず、どの銀行の、何年何月から何月までが見られないかを分けます。
ただし、全銀行で同じ年数の明細を無料・即日で取得できるわけではありません。口座・サービス・取引時期・解約の有無によって、依頼方法、手数料、発行までの日数が異なります。税理士なら本人確認なしで全口座の明細を取り寄せられる、というものでもありません。
新宿風俗確定申告センターへ「過去分を申告したいが、通帳を捨ててアプリも昔の分が見られない」とお伝えください。申告する年と店舗の資料を確認し、必要な期間・口座を絞ります。全口座の全期間を一人で取り寄せてから、問い合わせる必要はありません。
最初に分けるのは、表示されない理由と不足する期間
履歴が見えない理由は、表示可能な期間を過ぎた場合だけではありません。アプリへのログイン不具合、口座の切替え、別の明細サービスへの申込み、解約なども考えられます。画面の状態に合う方法で確認することが大切です。
たとえば「今年分は見られるが、おととしの一年分が出ない」という方と、「口座を解約し、アプリ自体へ入れない」という方では、問い合わせる内容が違います。以前の銀行名、支店、口座名義、必要な期間が分かる資料を残します。口座番号などの情報をSNSへ投稿する必要はありません。
| 状態 | 銀行に確認すること | 税理士へ伝えること |
|---|---|---|
| 表示期間より前の取引が必要 | 対象期間の明細発行方法・料金・所要日数 | 見られない年と月 |
| 口座を解約した | 解約口座の過去明細の取得方法 | 解約時期と仕事で使った期間 |
| 改姓・転居している | 本人確認と名義・住所変更の必要書類 | 当時と現在の氏名・住所の違い |
| ログインできない | 正規の認証復旧方法 | 過去記録の問題か認証の問題か |
銀行の「操作履歴」と、口座全体の入出金明細を取り違えない
銀行の画面に「取引履歴」と書かれていても、口座の全ての入出金が並ぶとは決まりません。インターネットバンキングで自分が行った振込などの操作履歴と、給与・報酬の入金や口座引落しも含む入出金明細は別の機能になっていることがあります。
たとえば福岡銀行は、インターネットバンキングの「取引履歴照会」には、営業店・ATMでの取引、口座引落し、給料等の入金が表示されないと案内しています。その画面にお店からの入金が出ないことだけで、入金がなかったとは判断しません。
三菱UFJ銀行には、希望する期間の記録を発行する「取引推移表」の案内があります。利用している通帳・サービスによりWebと窓口などの方法が分かれます。銀行へは「申告のため、口座へ入ったお金と引落しの両方が分かる、何年何月から何月の明細が必要」と伝えると、必要な資料を特定しやすくなります。銀行ごとの方法を、ほかの銀行にも一律には当てはめません。
銀行から取得する明細は、日付・相手・内容が分かる形で残す
申告の確認に使うときは、合計金額だけの画面より、取引ごとの日付、入出金額、振込名義や摘要などが分かる明細が役立ちます。残高だけでは、どのお店からいくら受け取ったのか、どの支払いが仕事のものかを判断できません。
PDFやCSVを取得できる場合は、元のファイルを残してください。取引相手や摘要を削って金額だけにした表では、確認の手掛かりを失います。印刷物しか取れない場合も、ページの抜けや途中の期間がないかを確認します。
取得したデータが、依頼した期間の全部を含むかも大切です。銀行の締日や表示の区切りによって、月初や年末の一部が別のファイルへ分かれることがあります。本人が一件ずつ帳簿へ入力し直す前に、元の明細を当センターへお渡しください。
入金の履歴だけで、夜職の年間売上が全部分かるわけではない
銀行履歴は重要な資料ですが、本人の一年間の売上をそのまま表すものではありません。現金の日払いで受け取って生活費に使った分は、口座に出てこないことがあります。お店の源泉徴収や費用が引かれた後の振込なら、手取りと本人報酬の違いも確認します。
たとえば、退店したお店からの振込が月に48万円あっても、その月の本人報酬が48万円と決まるわけではありません。税や店舗費用、未払分の精算などが関係していれば、報酬明細や支払条件と合わせて確認します。逆に、自分の別口座から移した入金や、立替金の返金も、銀行上は入金として並びます。
当センターには、銀行明細とともに、残っているお店の明細、LINE、勤務カレンダー、現金受取のメモもお渡しください。全件を自分で売上と経費に分類してからではなく、何の入出金か分かる範囲をお伝えいただければ、必要な確認から進めます。
お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。
複数口座や途中の口座変更は、仕事に使った期間を分ける
お店への届出口座を年の途中で変えた方は、新しい口座だけでなく、変更前の仕事の振込も確認します。旧口座の資料を、今は使っていないからという理由で除外しないようにします。
説明例として、1〜5月はA銀行、6〜12月はB銀行へお店から振り込まれていたとします。この場合、B銀行の一年分があっても、1〜5月の報酬資料がそろったことにはなりません。お店側の明細の対象月と、銀行へ入った日を合わせて確認します。
生活用と仕事用が同じ口座でも、口座を先に作り直すことが依頼の条件ではありません。家賃やカード引落しが混ざる明細も、元の状態で残してください。口座間の移動・本人の生活費・仕事に関する取引を当センターで分けて確認します。混在口座全体の整理は「夜職の報酬と生活費が同じ口座にある場合の帳簿」で説明しています。
明細を取得できない期間は、ほかの資料と合わせて確認する
銀行へ問い合わせても取得できない記録がある場合は、その回答と対象期間を残します。取得できなかったことと、その期間の仕事の収入がなかったことは別です。「資料がないのでゼロ」とはせず、店舗の記録など、ほかの確認資料を探します。
たとえば、銀行の古いデータがなくても、お店から届いた精算画像、振込通知、以前に保存したCSV、申告時の資料が残ることがあります。同じ期間の複数の資料を見比べることで、確認できる金額と、追加確認が必要な部分を分けます。
一方、記憶の月収を勤務月数に掛けて、その金額を実額として申告することはしません。分かっている事実と記憶、不足している資料を分けたまま当センターへお伝えください。税額を少なくしたいからと、不明な入金を自分で削ったり、説明を作ったりする必要はありません。
年末年始の振込は、銀行の日付だけで申告する年を決めない
報酬の取引では、通常、入金日だけでなく、受け取る権利が確定した時期などを確認します。12月分の報酬と翌年1月の振込が対応している場合は、その関係が分かる資料を残します。給与の場合は支給条件に沿う収入時期の判断があるため、報酬の集計方法を一律に使いません。
銀行へ明細を頼む際も、一年の区切りだけで足りるかを確認します。12月の勤務分を翌年に受け取っているなら、前後の期間の明細が必要になることがあります。どこまで取得するかは、申告対象年とお店の締日・支払日を踏まえて絞ります。
過去の申告がある方は、当時すでに売上や未払分をどう処理していたかも確認します。古い入金が見つかったからといって、今年の新しい売上へまとめるものではありません。以前の申告書・帳簿がある場合は、一緒にお渡しください。
銀行履歴が不足するときの依頼資料
- 対象の年:申告したい年と、申告済み・未申告の区別
- 口座の情報:仕事の振込に使った銀行・期間・途中の変更
- 取得の状況:見られる期間、銀行へ問い合わせた内容、発行予定
- 仕事の記録:店舗明細、LINE、日払いメモ、当時の帳簿・申告書
当センターには、資料の確認から会計入力と申告を任せられます
銀行の明細を取り寄せても、それを何の収入・支出として申告へ入れるかで迷うことがあります。当センターでは、店舗の報酬、給与、源泉徴収、仕事の経費、口座間の移動などを資料に沿って確認し、会計入力と申告書の作成・提出へつなぎます。
銀行側の発行手続きや本人確認が必要な場合は、その案内に沿ってご対応いただきます。銀行アプリのログインパスワードや送金用の認証情報を、申告資料として渡すものではありません。必要なのは申告に使う取引の記録です。
依頼前に、全取引の説明を自分で完成させる必要はありません。「この振込はA店」「この期間だけ資料がない」と、分かることと困っていることをそのままお伝えください。元の電子ファイルや紙の明細は、当センターへ送った後も必要な期間保管します。
よくある質問
銀行の履歴が見られない期間は、収入ゼロで申告してよいですか?
いいえ。履歴が見られないことと、実際に収入がなかったことは別です。店舗明細やLINE、当時の記録などと合わせて確認します。
税理士へ銀行のログイン情報を渡せばよいですか?
送金等に使う認証情報を申告資料として送らないでください。必要なのは対象期間の取引記録です。取得方法や渡し方は、銀行の案内と当センターのご案内に沿って確認します。
解約した口座があっても、新宿風俗確定申告センターへ頼めますか?
はい。銀行名、使っていた期間、解約時期を分かる範囲でお伝えください。明細の取得方法と、ほかの資料で確認する範囲を分けて進めます。
現在の状況から新宿風俗確定申告センターへご依頼ください
過去の入金履歴が見つからず申告が止まっている方は、新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。今ある資料を確認し、必要な口座と期間、不足資料への対応をご案内します。明細を集めた後の分類・会計入力・申告書の作成と提出までご依頼ください。
お困りの方は新宿風俗確定申告センターへお悩みをお聞かせください。
