45歳の起業で気を付けたいことは?会社設立に強い新宿の税理士が解説
45歳ですが、会社を独立して起業したいと考えています。何に気を付けた方が良いでしょうか?
どんなビジネスをされるかによりますが、特に次の3つは重要です。
- 起業資金と家族の生活費の確保
- 販路の確保
- 家族と自分のメンタルケア
この記事では、東京新宿の税理士 坂根が解説します。
<ポイント>
- 45歳の起業は早くないが遅くも無い
- 45歳はお金もノウハウもコネもある、準備できていれば強い
- 家族の理解を得られるか?が重要
- いいもの、いいサービスを作っても売れるとは限らない、販路の確保も重要
- 家族と自分のメンタルケアが重要:起業する人の自殺率は高い、失敗すれば家族仲が壊れかねないのですべてを失うリスクもある。しっかり準備してからのぞみましょう
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45歳での起業は遅い?
わたしは今45歳ですが、起業するには少し遅いでしょうか?
遅くありません。
確かに、起業される方の年齢は20代が最も多いです。
弊社のお客さん(起業家)も大半の方は20代、30代ですし、実際に起業家は20代が多いというデータもあります(詳細:起業家の割合は20代が最も多い。開業時に苦労することは?税理士が解説)。
20代は独身であれば身軽であり、元気もあるので1日18時間働くなどの無茶をできる人もいます。しかし、20代の弱点はお金もノウハウもコネもあまり無いということです。
45歳の方はどうでしょう。
20代の方と比べれば結婚していたり子供がいる方も多いです。1日に18時間働くというのもかなりキツイでしょう。
しかし、45歳であれば次の強みがあります。
<ポイント>
- お金がある(いままで働いてきて貯めたお金がある)
- ノウハウがある(起業するまでの間に蓄えてきたノウハウがある)
- コネがある(会社からのつながりで有用なコネがあったり、大学時代から仲の良かった友人が大きく成長している等)
もちろん、これらが1つも無いというのであれば、起業せずにサラリーマンの方が良いという話になってしまいますが、起業したいと考えている人はこれらのうち、2つ3つは揃えているでしょう。
きちんと戦略をたてて起業すれば、大失敗を犯す可能性は低くなります。
45歳の起業は成功率があがる
意識を高く持っている若い方は、起業家に憧れを抱く方も多いでしょう。
ただ、高成長するベンチャー起業の創業者の平均年齢は実は45歳。
若くして大きく成功した起業家は目立つので、若い方が良いと思われがちだけど、これだけは知っておいてもらいたい。
色々な経験というのは光り輝く『宝』になる!— 伊藤尚希 トリッキービジネストレーナー・ブルーオーシャン創造トレーナー (@NYAO14532826) September 18, 2021
45歳で起業される方は、上記で説明したように、お金やノウハウやコネがある方が多いです。
そのため、しっかりとビジネスモデルを練ったり営業手法も考えているなら成功率は高いです。
45歳の起業は家族の理解を得ることも重要
45歳で起業するのは、家族の理解を得られるか心配ですね…
家族の理解を得られなければ、諦めるか、家族の反対を押し切ってでも自分のやりたいことをやるか、選択を迫られることになります。
ただし、45歳であれば、子供が高校生や大学生の方もいますので、その場合は自分のやりたいことをやろう、という方もいらっしゃいます。
たとえば、夫の収入で十分に暮らしていけるが、子供も高校生だし、私は起業する、という女性の方もいます。
こういったケースであれば、万が一失敗しても会社を清算するだけで済み、最悪失敗しても夫の収入で生活していけるのでOKですね。
いざとなったら妻(夫)も働いてくれるダブルインカム状態で支えてくれるか?も、1つ起業するかどうかの基準にしてみると良いでしょう。
45歳の起業で失敗しやすい落とし穴
今までの会社では、こういうサービスを100万円で提供していました、少し安い80万円ならいけると思うんですがどうでしょうか?
いい商品、いいサービスを作っても売れるとは限りませんし、単純に安くしたからといって売れるわけではありません。
人は安いから買うのではなく、抱えている問題を解決するためにお金を払います。今までのブランド、会社としての実績、細かいサービスへの配慮、何を重視するかは相手次第です。
また、どんなに優れているものであっても、相手に認知されなければ売れません。存在を知らない商品は誰も買うことができないからです。
いい商品、いいサービスを作れば売れるわけではなく、いかに相手に認知され、かつ、売るためのマーケティング能力、営業力があるかどうかが重要です。
単純に安いだけの質が悪いサービス、自分が良いと思っているだけで相手にとっては良いと思われていないサービスになってしまうと、起業に失敗します。
弊社では、売れるホームページ制作やWeb広告代理事業をグループ会社で提供しています。起業時にWeb施策も考えているのであれば、あわせてご依頼ください。
45歳定年制時代を迎える前に、自ら起業
サントリーホールディングスの社長が「45歳定年制」を唱えたと話題になりました。
これからの時代、年齢にかかわらず、成果を出す人だけが会社内に残ります。
そうなる前に、自ら起業して成長していく、成果を出してサラリーマン時代より多くの収入を得ることを目標にしても良いと思います。
結局のところ、会社は儲けのうち、一部しか従業員に給与としての分配を行っていません。稼げる能力があるなら起業した方が人生を豊かにすることができます。
専門家に相談して、失敗しない起業をしましょう
まずはスモールスタートが失敗しない秘訣と言われることもありますが、逆に、お金をかけないと失敗するケースも少なくありません。
失敗しないために、専門家に相談してビジネスをスタートさせましょう。
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